そしてパティスリーの“デュオ・ドゥ・ブッシュ”。8種類ありますが、合わせて作られたソースを2種類の中から1種選ぶことができるというオリジナルなもの。パティスリーというよりはデザートで、それぞれのパティスリーに“Saveurs croustillantes(カリカリとした味わいの意で、ダコワーズ、キャラメルクリーム、ヌガティーヌ、キャラメルムース、ライムムースが層になっている)”、“Xocolate de Richard(リシャールのチョコレートの意。チョコレートシロップを吸わせたマドレーヌ生地、ガナッシュ、サシェ生地、チョコレートムースが層になっている)”、”Rouge du Jardin(庭の赤の意。レモン風味のマドレーヌ、フランボワーズのコンポート、クランブル、赤いフルーツのムース、フランボワーズのムースの層)”などと、ポエティックな名前がついているのも夢があります。
-8度に冷凍してあり、いただく時に常温で戻し、スパイス風味、柑橘風味などのソースを好みで選んでいただくのですが、自分で皿盛りをするという楽しさは格別。余談ですが“パティスリー・デ・レーヴ”では、“ババ・オ・ラム”キットを販売していますが、仕上げを自分でするという受け身だけではない楽しみ方を提案して、作る喜びに足を踏み入れさせる、という試みも。こんな参加型の提案はリシャールと同じアイディア。これからのパティスリーの食べ方のひとつとして、組み入れられていきそうな予感がします。
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