もう一品の「桃のコンポート」は、桃をソーテルヌで炊いてコンポートし、フロマージュブランのムースの上にトッピング。そのシロップをジュレに、果肉の一部をソルベに仕立てた桃づくしのデザート。桃とソーテルヌの香り豊かな一皿は、この時期だけのお楽しみです。旬素材を使用し、そのおいしさを最大限に生かしたメニューには、料理人ならではの即興力も感じます。
丸岡シェフは、おいしい素材を求めて、直接生産者さんのところへ出向く熱心ぶり。地産地消も心がけており、兵庫県産の果物、野菜などをふんだんに料理やお菓子に取り入れています。
また、今回、ひとあし早くご紹介してくださったのが、ピンクリボンフェスティバルの一環として10月1日から末日まで登場予定の「ピンクリボンデザート」。丸岡シェフが女性をイメージして考案した特製スイーツです。
「幅広い層のお客様がいらしてくださるホテルだからこそ、ピンクリボン運動をご存知ない方にも、乳癌の早期発見、早期治療の大切さを分かっていただき、乳癌予防を気にかけていただけるとうれしいです」と、ピンクリボンフェスティバルが神戸で初めて開催された2004年から、活動を応援するフェアを実施されています。今年で8年目を迎えるフェアを毎年楽しみにされている女性客も多いそう。
気になるお味は、バニラアイスの下に、ココアのクランブルとマスカルポーネのムースのまわりにベリーのコンポート&コンフィチュールを使ったマリネとライムのジュレが。そして、さらに中に潜んでいるのが、ダックワーズと香ばしいコーヒークリーム。シェフ曰く「それぞれのパーツごとに召し上がっていただいても、それぞれの食感やうま味をしっかり味わえると思いますが、全体を一度に頬張るとティラミスのような味わいを楽しめますよ」とのこと。一皿でさまざまな味わい方ができることから、女性には特におすすめです。
どのデザートも、大人っぽく、コーヒーや紅茶と合わせる以外に白ワインや発砲酒などとも好相性。「昼、夜どちらのシチュエーションにも合うから、大人のみなさまにぜひいらしてほしいです」と、マネージャーの谷本崇幸さん。
神戸の繁華街・南京町や旧居留地から、15分ほど歩くだけで到着するリゾートホテルは、なかなかない貴重なロケーション。少しだけ時間がゆっくり流れる、そんな寛ぎの空間で、季節感溢れる繊細なデザートをいただきながら、非日常のひとときを過ごしませんか。
店舗情報
住所: 兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
電話: 078-325-8111(代)・325-8110(レストラン・バーに関するお問い合わせ)
営業時間: 10:00〜22:00(ご紹介メニューは11:00〜21:00)
定休日: 無休 席数:テーブル100席、個室22席 P335台 アクセス:電車=JR・元町駅から、徒歩約15分。
Web: http://www.kobe-orientalhotel.co.jp/
プロフィール
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