大阪の「リーガロイヤルホテル」の地階にある「サロン・ド・テ・ベルナルド」は、約150年の伝統を持つフランスの老舗磁器ブランド「ベルナルド」のティーサロン。繊細なきらめきを放つシャンデリアやボタン絞りのソファなど、フレンチモダンをテーマにした、ラグジュアリーな邸宅風の空間とおもてなしが心地いいサロンです。ゆったりとした時間の流れる、非日常のような雰囲気の空間は、ベルナルドの優雅な世界観を表現しています。
そんな空間で楽しめるのが、フランスの老舗紅茶ブランド「ダマン・フレール社」の紅茶とホテルメイドのスイーツ。紅茶をはじめとしたドリンクメニューや、リーガロイヤルホテルのパティシエが特別に作るスイーツなどを「ベルナルド」の食器で楽しめるとあって、好評を呼んでいます。
[caption align="alignright" width="300" caption="(左)スシーラティー主宰、Tea Life コーディネーターの吉田直子さん。/(右)「ダマン・フレール」の茶葉も購入可能です。"][/caption]サロンの紅茶の監修をされているのは、Tea Life コーディネーターとして幅広く活躍中の吉田直子さんです。「ベルナルド」発祥の地フランスに合わせて選んだ「ダマン・フレール」は、吉田さんがパリに行ったときに飲んで感激したブランドなのだそう。
1692年創業のダマン・フレール社は、ルイ14世フランス国王に国内での紅茶の独占販売権を与えられてから、やがてフランス随一のティーブランドになりました。イギリスのアールグレイをフランス風にアレンジしたフレーバーティー・グールースの爆発的人気によってその地位を確固たるものにし、現在も、世界各国の厳選茶葉を独自の製法で200種余りの香り豊かなブレンドティーに仕立て続けています。
「ダマン・フレールの紅茶は、茶葉のクオリティはもちろんなのですが、天然フレーバーの香りがやさしいんです」と吉田さん。吉田さんが数あるフレーバーティーの中からセレクトしたのは、芳醇な香りが特徴のグールースをはじめ、スパイスがたっぷり使われたアニチャイ、花の香りがやさしいジャルダンブルー、緑茶をベースにしたヴェルサイユの夜など、約20種。淹れ方にも徹底的にこだわって、お客さまに提供しています。紅茶を楽しむ「ベルナルド」のカップも、モダンなデザインのものが12種用意されていて、お客さまはお好みに応じて選べます。