ベルギーのイースターを楽しむ、期間限定イースタースイーツ

春らしい色使いの様々なイースターグッズ。卵をモチーフにしたものが多く、キュートなエッグカバーやエッグスタンドは特に子供達に人気。

「イースター」は、日本では「復活祭」と呼ばれる、イエス・キリストの復活を祝うお祭りです。一般的に、イースターは春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日と定められていて、これはキリストが復活したのが日曜日であったため、と言われています。今年のイースターは3月31日の日曜日。

バレンタインデーが過ぎ3月に入ると、カラフルでバラエティに富んだイースターグッズが店頭のショーウィンドウを飾り始めます。

お店の一角を占めるイースタースイーツ。チョコレートが主流だが、マシュマロやクッキーも。家庭だけで楽しむのではなく、オフィス仲間や友人にプレゼントされる。

イースターの日は、家族でご馳走を食べて祝うのが伝統的な習慣。そしてイースターに欠かせないのが「イースターエッグ」と「イースターバニー」。キリストが十字架の上で亡くなって3日目に蘇ったというエピソードを、ヒヨコが卵の殻を破って出てくる様でなぞらえており、イースターエッグは生命の誕生や復活の象徴となっています。

一方イースターバニーは繁栄・多産のシンボルでもあり、イースターは宗教的お祭りであるだけでなく、春の訪れを祝う日でもあります。オフィスの仲間や親しい人へのプレゼントとして、人々はイースターのスイーツを求めてお店へ足を運びます。定番はチョコレートエッグですが、他にクッキーやマシュマロなども売られています。

デルレイ

リボンに包まれたハウススタイルエッグ（右）は150gで20.50ユーロ〜。

昨年10月にアントワープ本店をリニューアルオープン、6種もの特別なショコラ・ショーをその場で飲めるショコラバーを併設し一層魅力的になった「デルレイ」。デルレイはイースターのコレクションに特に力を入れており、毎年違った新作を発表しています。

目を惹くのは、18cmの大きなミルクチョコレートエッグの中にペイントされた6種類のミニエッグが入っている遊び心のある作品（23ユーロ）。フレッシュなグリーンの芝とお花が春の季節感を表現しています。

また、イースターコレクションの中で唯一定番化されている一番人気の「ハウススタイルエッグ」は、エレガントなリボンに包まれたチョコレートエッグの中にアソートが詰まっています。この卵の型は2年前に特別注文したそうで、3種類のチョコレート、4つのサイズから選ぶことができます。

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