ここのシグネチャー・スイーツは5種類のクラシックなタルト。毎日奥の小さなキッチンで焼かれるできたてのタルトは、午後の早い時間に売り切れてしまうことも。アップルタルトはカスタード入りで中がふわふわ、素朴な味が人気で、地元の食雑誌にも紹介されました。
11種類のティーメニューには、定番のダージリンやアールグレイ、他にも日本の煎茶や中国茶のジャスミンティーなど幅広いセレクションがそろい、ポットサービスで出てきます。
インテリアにしても、メニューにしても、このお店のコンセプトがあらゆる文化の融合であるのと同様に、客層もさまざま。女性客が多いのはもちろんですが、若い人からシニア、ゲイやアーティスト、また近所に住んでいる常連客などいろいろなグループの人たちが訪れ、スイーツやアフタヌーンティーを囲んでおしゃべりしながら午後のひとときを楽しみます。
アントワープには伝統的なカフェやスイーツショップがたくさんありますが、このような新しい試みを取り入れたおしゃれスイーツスポットも増えてきました。スイートなのはタルトやマカロンだけでなく、空間、雰囲気、フレンドリーなオーナーや話声の絶えない客、この店にあるものすべてなのです。
店舗情報
住所 : Scheldestraat 79 2000 Antwerpen
電話番号 : +32 (0) 237 05 01
営業時間 : 月〜金曜 12:00-18:00、土・日曜 10:00-18:00
WEB : http://www.salondetheclaude.be/
プロフィール
東京のPR代理店で5年勤務後、2011年5月にオランダ・アムステルダム郊外に渡欧。オランダ文化、語学を学びながら主に食関係のライター、フリーランスPRに従事。
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