次に、サブロン広場でも堂々な店構えのピエール・マルコリーニ。 ノイハウスやゴディバなど老舗のチョコレートは比較的年齢層の高い方々に人気ですが、地元の若い人たちはマルコリーニが好きな人が多いようです。 ベルギーチョコレートを更にワンランク上に引き上げたと讃えられたマルコリーニ氏は、カカオと良質な材料にこだわった、大変洗練されたショコラで知られており、地元ベルギー人も誇りにしているショコラティエです。 ダークトーンのシックな店内はまるでジュエリーショップのよう。
店は2フロアに別れ、1階は箱詰めされたショコラやケーキ類が置かれ、2階はボンボンショコラやタブレットが販売されています。 この時期限定のボンボンショコラの詰め合わせは、30個以上ぎっしり入ったボンボンが20.9ユーロと地元ならではのリーズナブルな価格です。
Leonidas Sablon
最後に、ベルギーの国民的チョコレートショップ、レオニダス。 ベルギー人が週1回は買いに通うような、素朴で気取らない昔ながらのショップです。 他のショコラティエと比べて値段の割にクオリティが良く、みんな箱にどっさりと買って、午後のカフェタイムや食後のデザートに少しずつ食べます。 ブリュッセルやベルギー国内をはじめ、フランスやオランダなど近隣国にも多数の店舗があり、親しまれているベルギーチョコレートの代表格です。
レオニダスと言えばまず「マノン」というほど人気のボンボンは、ホワイト、ミルク、ダークと色々種類がありますが、定番はマノンカフェホワイト。 ホワイトチョコレートは濃厚で、コーヒー風味のフレッシュクリームとヘーゼルナッツが使われています。 このマノンのみを大量に買って行く人も珍しくないのだとか。