tend Editorial Team

2015.01.19(Mon)

ピエール・エルメがパリに期間限定ショコラバーをOPEN

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(左)パリ・ブレスト風に仕上げたヘーゼルナッツ尽くしのデザート/(右)柚子の風味とマンジャリチョコレートのハーモニーを楽しめる「アジュール」

ボンボン「ヘーゼルナッツのプラリネ」ベースとした「アンフィニマン・プラリネ・ノワゼット」は、パリブレストを思わせるようなデザート皿。チョコレートの香りが立つヘーゼルナッツのプラリネクリームをたっぷり詰めたシューに、同じ味わいのアイスクリーム、ソースで楽しむという、贅沢尽くしの一皿です。 「アジュール」には、マンジャリをチョイス。チョコレートのクリーム/ムース/アイスクリームの3種のクネルに、柚子のコンフィと柚子風味のソース、ライムの薄切りを散りばめた、柑橘類とマンジャリの出会いを表現したものです。
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(左)ピエール・エルメのエンブレム的なミルフィーユをチョコレート味で/(右)ホットチョコレートのカクテルは、スパイス入りでさらにホット

また、エルメ氏の代表作パティスリー「ミルフィーユ」は、チョコレート仕立てで「プレニチュード」として提供。これにはナッツ香の高いチョコレート「アラグアニ」を使用していました。キャラメリゼしたパイ生地の香ばしさもさることながら、さらにマスカルポーネベースのチョコレートクリームがたっぷり。そして中には塩味のきいたキャラメルクリームが隠されているというサプライズが。フランスらしいグルマンな悦びに満ちた、まさに「プレニチュード(絶頂)」の名に相応しいミルフィーユに仕上がっていました。 また、チョコレートベースの冷製カクテル、温製カクテルの提案も。贅沢でクリエイティブなチョコレート尽くしの「アフタヌーン・カカオ」を満喫できることは間違いありません。

店鋪情報

名称: « Le Bar Long » Le Royal Monceau-Raffles Paris / ホテル「ル・ロワイヤル・モンソー ラッフルズ・パリ」内のバー「ル・バー・ロン」
住所: 37 av Hoche 75008 Paris
TEL: 01.42.99.98.50
※ピエール・エルメによる「バー・ショコラ」は、2015年3月31日まで期間限定開催。
営業時間: 15:00〜18:00

プロフィール

伊藤文(いとうあや):料理ジャーナリスト 1993年渡仏。コルドンブルー料理学校パリ校卒業後、フランスの食文化を掘り下げる取材を重ねる。 著書に『フランスお菓子おみやげ旅行』、訳書に『招客必携』、『ロブション自伝』など多数。

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