
2013年10月30日(水)〜11月3日(日)、今年19回目を迎える世界最大級のチョコレート見本市「
サロン・デュ・ショコラ」がパリで開催されました。今回は20回目を目前にしてその規模を例年よりさらに拡大し、ホール5全体が展示会場に。2階が通常通りショコラティエブースであるのに対して、1階はコンフィズリーブースとし、より注目を集める内容となっています。Webマガジン「SUPER SWEETS」では速報として、2回に分けて各ブースの模様をレポートいたします。
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オープニングパーティー

開催前日の10月29日(火)19時、オープニングパーティがスタートしました。今年のテーマである“チョコレートのマジック”をテーマに、19人のショコラティエがデザイナーとコラボレーションしてチョコレートのドレスを制作。著名なテレビアナウンサーや俳優、歌手などがそのドレスを着てステージで披露するという、毎年恒例の贅沢な内容です。

今年はパリ初出展の日本人ショコラティエの辻口博啓シェフ(
ル ショコラ ドゥ アッシュ)も参加し、フランスのアパレルブランド「
ジャン・ドゥーセ」のデザインによるドレスを、チョコレートで飾りました。着用したのはフランスの女優、セシル・ボワさんです。
トーキョー・チョコレート

サロン・デュ・ショコラ パリに日本から最も長く出展している老舗チョコレートメーカー「
メリーチョコレート」。2000年から出展していますが、2009年のサロン・デュ・ショコラ パリ出展を機に「
トーキョー・チョコレート」というブランドを立ち上げて、毎年日本らしさを打ち出したチョコレートを作っています。

そして今年は、日本食文化がユネスコの無形文化遺産登録に内定したこともあわせて、“うまみ”をテーマにしたチョコレートを発表。注目を集めていました。なんと「鰹節」風味のミルクチョコレート!ショコラにあられをコーティングしていて、海苔味もありました。
また、日本食文化に先立って、富士山も無形文化遺産に登録されており、それを記念した富士山型のクリスピーチョコレートも販売。抹茶には富士山のお膝元、静岡県の生産者のものを使用しているそうです。日本酒のきいたトリュフチョコレートも。
なお「トーキョー・チョコレート」はC.C.C.(クラブ・ド・クロカール・ド・ショコラ)にて3年連続「4タブレット」の受賞となりました。
ピエール・エルメ(Pierre Hermé)

今年はオート・クチュールならぬオート・ショコラトリー/オート・パティスリーのコーナーも設けられて、「
ピエール・エルメ」も初参加となりました。
ピエール・エルメのクリエーションとして伝説的な『スリーズ・シュール・ガトー(ケーキの上のサクランボで、画竜点睛の意)』など、クリエーションが生まれるまでの哲学やデッサンを展示して、エルメの世界を表現していました。