tend Editorial Team

2014.11.10(Mon)

創業110年!レトロかわいいベルギー菓子店の4代目女主人

木のぬくもりが温かい、キュートでノスタルジックな店内。量り売りのキャンディーは平均して100gで1.8ユーロと手頃価格。

木のぬくもりが温かい、キュートでノスタルジックな店内。量り売りのキャンディーは平均して100gで1.8ユーロと手頃価格。

ベルギー・ゲントの街の中心部、16世紀の古い建物にある1904年創業の老舗菓子店「Temmerman(テメルマン)」。バロック様式のファサードの下にあるショーウィンドウには、ノルタルジックな小さなキャンディーやグミなどの素朴なお菓子が並べてあります。 まるでグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家を彷彿とさせる、中世にタイムスリップしたような、メルヘンチックでキュートなお店です。近所に住む地元客はもちろん、観光客にも人気のスポットになっています。 古い造りの店内は外から見る以上にこじんまりとしていますが、たくさんのカラフルなキャンディーが所狭しと並べられ、雑貨店のような可愛いインテリアになっています。木製の棚に丁寧に並べられた、ガラスのキャンディージャーに入ったスイーツは、合計でざっと100種類。ひとつひとつのお菓子には、現代では使われなくなったような古めかしい名前がついたものも。ほとんどの商品は量り売りで、気に入ったキャンディーを好きな分量だけ買えるため、子どもたちにも大人気のお店です。
キュベルドン

手作り感たっぷりのふわふわとした紫色のキュベルドンは9個で5ユーロ。

ハッカ飴やグミ、ロリポップなどのキャンディーや、クッキーなどの焼き菓子、などさまざまなお菓子を取り揃えるなか、この店のシグネチャースイーツはベルギーの伝統菓子である「キュベルドン」です。当店では未だに「Neuzen」(ヌーゼン、フランダース語で“鼻”という意味)という昔の名称で呼ばれています。鼻の形をした三角形のキャンディーには、中にとろりとしたフルーツシロップ入り。 ※「キュベルドン」について詳しくはこちら ⇒ベルギーの王様も愛したスペシャルキャンディー「キュベルドン」
日持ちする焼き菓子は昔から重宝された。他、オレンジやパイナップルが入ったジンジャーブレッドも。1本3ユーロ。

日持ちする焼き菓子は昔から重宝された。他、オレンジやパイナップルが入ったジンジャーブレッドも。1本3ユーロ。

そのほか、濃厚フレイバーのバタースコッチキャンディー「Gentse Babbelaars」(ゲンツ バーベラース)や、当店のためだけにお菓子職人によって作られているフルーツ味のキャンディ「Ruitjes」(ルイチェス)なども人気商品です。 もともとはジンジャーブレッドを売っていた小さなお店でしたが、クッキーやキャンディなどのスイーツの販売も少しずつ始めたそうです。こだわるのは、工場生産ではなくすべて手作りだということ。自分たちで作っている商品がほとんどですが、昔からこの店に卸しているキャンディー専門のアルティザン(熟練工)である菓子職人ら約10人と契約しており、この職人たちはベルギーのみに留まらずフランスにもいるそうです。 ずっしりとした手作りのジンジャーブレッドは、今でもこの店のロングセラー商品。しっとりとした優しい味や食感の中に、ジンジャーのスパイスが効いています。

OTHER ARTICLES

NEW 2024.11.28(Thu)

【話題沸騰】新一万円札が37万円に!? 知られざる「AA-AA券」の魅力
tend Editorial Team

NEW 2024.11.28(Thu)

みんなのママ友付き合いの悩み...ママ友達がぶっちゃけた本音
tend Editorial Team

NEW 2024.11.28(Thu)

【血液型別】育児と仕事を両立するためのコツってあるの!?
tend Editorial Team

SPECIAL

2024.08.31(Sat)

キッズ向けの家具も探せる!|家具通販におすすめの人気サイト【9選】
tend Editorial Team

2021.03.06(Sat)

ひとくち食べたら感動が口に広がる! イスラエル生まれの新柑橘「オア」
tend Editorial Team

2021.03.02(Tue)

地中海太陽の恵み「サンライズ ルビーグレープフルーツ」
tend Editorial Team

RECOMMEND

2019.07.01(Mon)

梅雨も爽やかにおしゃれを! ユニクロの梅雨コーデ4選
tend Editorial Team

2020.06.01(Mon)

おしゃれなママバック人気ブランド10選|かわいいリュックタイプもおすすめ!
nanat

2020.10.06(Tue)

子連れキャンプに必須!絶対忘れたくない持ち物12選
tend Editorial Team