乳幼児期は、ちょうど人間の「根」が育つ時期です。
これは、感覚器官=五感(触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚)が育つ頃で、様々な運動機能が開花し、発達する時期に当たります。
感覚器官は、外からの刺激を受け止めて認知する器官で、五感で受け止めたその刺激を「快」と感じるか「不快」と感じるかが、精神の発達の始まりと言われています。
なかでももっとも注目したいのが「触覚」の働きです。
乳幼児期の触覚体験は、「聴覚」や「嗅覚」など大脳の他の感覚野を刺激し、相互に響き合う形で物の諸側面を感じとっていくことも最近の研究でわかっています。
この「触覚」の働きに基づき、赤ちゃんの成長と発達の順番を大切にしたふれあい遊びを、私たちは「脳育遊び」と言っています。
babyco
2016.07.08(Fri)