体幹部の筋肉を効率よく鍛えるには、赤ちゃんのような寝返りの動きが一番でした。朝目覚めてごろごろするだけで、お腹が引き締まるうえ、腕や脚も細くなります!
「運動不足だと、筋肉はつきにくく、減りやすくなる」というのは、東京大学教養学部の長田洋輔助教。「筋肉は、合成と分解のバランスで成り立っている。運動して筋肉を刺激すると、筋肉合成を促すIGF-1という物質や、血流量を増やす一酸化窒素などが筋肉内に増え、筋肉の合成が進む。逆に運動しないと、筋肉が増えるのを抑えるミオスタチンという物質などが増えて、筋肉量が減る。IGF-1は加齢とともに出にくくなるといわれており、体を支える体幹部の筋肉は、この影響を受けやすい」(長田助教)。
nikkei Woman Online
2016.04.13(Wed)