子連れの長期旅行の際には、メールのやり取りなどのお仕事を持ち歩く方も多いのでは?また、旅の間は写真や動画もたくさん撮りがち。そこで今回は、実際の旅で役立った子連れにぴったりのアイテムをご紹介します。
このガジェットがあれば、旅先での仕事も、写真や動画の管理・編集もラクラクです!
旅先で必要なガジェットは、それほど多くありません!
1ヶ月間の子連れヨーロッパステイに持っていったデジタル系の道具はこちら。これだけあれば、旅の思い出写真や動画の保存・編集、そして仕事もサクサクこなせます。旅先のみならず、カフェでのノマドワークなどにも使える物ばかり。みなさんも、手持ちのガジェットを見直してみませんか。
↑海外滞在だけでなく、移動中やカフェでのノマドワークにもぴったり。
・「Surface Pro 3」が軽くて便利!
メインとなるパソコンに選んだのは、マイクロソフトの「Surface Pro 3」。パソコンとタブレットの中間的な存在なので、当初はスペックに不安があったのですが、キーボードを取り付ければ普通のPCと同等の作業ができとても重宝しています。日本人女性の手にはキーも小さすぎることがなく、とにかく軽いので荷物の多い旅先やママにぴったりの1台です。メールチェックやワード・エクセル・パワーポイント、ちょっとした画像や動画の編集なら、これで十分こなせます。ただし、タブレットとしての役割を期待すると、女性の手にはちょっと大きく重すぎるかもしれません。
↑「Surface Pro 3」。Core i7/256GBを選びました。ハードディスクはあまり大きくなくてよく、
外付けHDDを別途使ったほうが安心。キーボード部分は色が選べます。
・デジカメ1台にGoProをプラスすれば、楽しみが広がります!
旅にデジカメは定番ですが、今後の旅にぜひ試してほしいのがウェアラブルカメラ。子どもの身体に装着したり、窓辺や机にペタッと取り付けられるなど、これまでのムービーカメラとはまったく異なる画が撮れます。
わたしが使ったのは「GoPro HERO4 Black」。なんといってもとっても丈夫で防水仕様なので、子どもたちへの装着も安心です。さらに小さくて軽く、荷物になりにくいのもいいところ。自撮り棒やハーネスなどのアクセサリ選びも楽しめます。
↑こちらがGoPro。手のひらに乗るサイズ。『世界の果てまでイッテQ!』など
テレビ番組での撮影でもおなじみのカメラです。
↑専用ハーネスで子どもに簡単に装着できます。子どもの目線で視た旅の風景が新鮮!
撮った動画の編集は、無料の動画編集ソフト「GoPro STUDIO」で簡単。先の「Surface Pro3」のスペックで、編集に困ることはあまりありませんでした。旅先で撮影・その日のうちに編集した動画がこちら。GoProがあるだけで、旅の記録スタイルが従来と変わりますよね。
・外付けハードディスクドライブを、ぜひ1台
旅先で撮影した写真や動画は念入りにバックアップを。通信環境が良い場所ならクラウドへの保存も可能ですが、現地の環境は行ってみないとわからないもの。外付けタイプのHDDを1台用意しておくと安心です。その日に撮影したものは夜のうちにHDDにバックアップ。PCと両方に保存しておけばさらに安心です。用意するSDカードの枚数も減らせますし、旅先へ仕事を持ち込む方は、資料などのデータもここへ入れて持っていけばOKです。
↑旅や移動が多い方は、振動に強いタイプなどを選ぶとベター。
・Airbnbなら、wifi物件も選べます
そして意外と大切なのは、宿泊先のネット環境。ホテルなどにはwifi完備のところが多く、それほど不便はないでしょう。また、アパートメントへの滞在も「Airbnb」なら「ワイヤレスインターネット」「インターネット」有の物件をチョイスすることができます。
ネット付物件を選べば、部屋に滞在する間の接続費用が無料になることも多く、画像や動画の大きなデータのアップロード作業等にもとても便利です(費用や接続スピードは施設によって異なります)。
↑Airbnbで借りたトスカーナの農園。農園の中でもwifiがつながったので、どこでもささっと仕事が片付きます。
↑Airbnbで宿泊先を選ぶ方法はこちらの動画でご覧ください。
・外出用のwifi契約は、出発前に
滞在先のホテルやアパートメントはネット有の物件を選択すれば解決ですが、街中などでもネット環境は不可欠。地図を見たりGPSを使ったり、あるいはチケットがデジタルの場合も多いでしょう。そこでおすすめは、wifiのレンタル。定額制なので使い過ぎで帰国後に多額の請求が!といったことも避けられて安心。国別に用意されているので必要な期間と地域で選べます。
SIMフリーのスマートフォン契約をすすめているサイトなどもありますが、不慣れな海外、しかも子連れでスマートフォン契約の窓口を探したり契約したりは大変!と思い、ポケットwifiをレンタルしました。空港を降りてすぐから使えるので、とても便利。今回借りたのはエクスコムグローバル株式会社さんの「イモトのwifi」。4ヶ国分を事前に国内で借り、トラブルもなく重宝しました。
↑「イモトのwifi」は、使い方も簡単で、デジタル音痴気味のわたしにもラクラク使えました。
・何にでも使える予備バッテリーも
スマートフォンやポケットwifiが、出先で充電切れになると大変。どちらにも使える予備バッテリーを1台用意しておくと便利です。ちなみに接続口を付け替えることで、息子の「ニンテンドーDS」の充電もできました。
最近、長期休暇が取りやすい会社やリモートワークを許可するも増えてきているのだとか。この夏は、思い切って子連れ長期滞在はいかがでしょう。Airbnbでの物件で叶う“暮らすような旅”は、子連れで行くメリットがたくさん。新しいスタイルの旅にハマること間違いなしです。