こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
先日、ロンドンに行ってきました。「ロンドンのオーガニック事情」を調査すべく、スーパーやカフェ、レストラン、スパなどを回ってきました。私が住んでいるパリもそこそこオーガニックは浸透しているので、イギリスならではのものを見学!今回はスーパー編をお届けします。
まずはPlanet Organicというスーパー。デリが併設されていて、オーガニックなランチを求めてサラリーマンたちが行列を作っていました。パリのオーガニックスーパーにはデリはないので、ポイント高し!パリより洗練された、食料から日用品、コスメなどすべての揃ったお店でした。ここは日常使いに重宝しそうなスーパーです。
デリやカフェに重きを置いたのがNatural Kitchen。ナチュラルなインテリアの店内には、お肉とパン&ケーキコーナーがあり、オリジナルブランドの調味料やお菓子なども買うことができます。アヒルのロゴマークがキュート!ひとりでふらっとランチやおやつを食べに行きたくなるような、素敵なお店でした。
アメリカ出身のWhole Foods Marketもありました。3階建ての広い店内はアメリカと同じ。自然療法の精油やチンキ、レメディ、サプリの充実ぶりは圧巻。食品も、その場で作れるピーナッツバターや、焼きたてパンやお惣菜、野菜、お肉、お魚コーナーなど、パリの普通のスーパーでも見かけないほど何でも揃っていました。疲れて料理をしたくない日のごはんに活躍しそう。消費者の声を掲示したコーナーがあり、「パリにもぜひ出店してください!」との熱いメッセージが。私も同感です!
そして、高級感漂うセレクトショップ的なのがDaylesford。奥のカフェでは、おしゃれな人々が朝食を食べに来ていました。パンケーキやエッグベネディクトなど、自前の農場から届く食材で作った料理、おいしかったです!雑貨、お肉コーナー、野菜、調味料、パン、ケーキ、チーズなど素敵な暮らしができそうなセンスのいいセレクト。近くに住んで、コーヒーを飲みながら仕事をしたい!そんな憧れのお店でした。
パリのオーガニックショップは、カフェやデリは併設されていませんし、おしゃれなイメージはなく、むしろ「オーガニック」という哲学に賛同する左派寄りの無骨なお店が多いです。ロンドンでは、もっと幅広い層に支持され、ロゴやインテリアも可愛らしく、親しみやすい雰囲気。自由でセンスのいい暮らし方のひとつとして、ロンドンの人々の生活にとけ込んでいる印象でした。パリでもカフェやデリが併設された素敵なオーガニックスーパー欲しいです!