
福岡堅樹の公式Instagram(@kenki11)より引用
福岡堅樹、高額療養費引き上げ問題にコメント
元ラグビー日本代表の福岡堅樹氏(32)が、29日放送の日本テレビ系情報番組「ウェークアップ」に生出演し、高額療養費制度の自己負担額上限引き上げ問題について、自民党の小泉進次郎衆院議員(43)に質問する場面があった。
福岡氏はラグビーW杯で日本代表として活躍し、その後は医師になる目標のために現役引退。
現在は順天堂大学医学部で医学を学んでいる。番組ではコメンテーターとして出演し、高額療養費の引き上げについて自身の立場を述べた。
福岡氏は、少数与党での石破政権の国会運営を「全体としては評価できる」としつつ、「高額療養費の引き上げについては順序に疑問が残る」と持論を展開。
「生死に直結する問題であるからこそ、患者に配慮した流れが必要だった」と語り、その視点から疑問を呈した。
その後、総合司会の中谷しのぶアナウンサーが「もっと早く判断できなかったのでしょうか?」と質問。
これに対し、小泉氏は「少数与党だから、野党の意見を聞かざるを得ないが、自民党が主体的に何をやるのかというメッセージが伝わりにくかった」と反省の弁を述べた。また、今後の社会保障政策に対する基本的な考え方についても説明し、「大きなリスクは社会全体で支えるべき」と語った。
福岡氏が医療人として指摘した視点に対し、政治家としても反省と学びを得るべき重要な議論が繰り広げられた。