
希良梨の公式Instagram(@kigod23)より引用
希良梨、抗がん剤治療の第1クール終了し退院
骨盤リンパ節への転移が見つかり、ステージ3のがんを公表している女優の希良梨(44)が1日、自身のインスタグラムを更新。
抗がん剤治療の第1クールを終え、退院したことを報告した。
「人生初の抗がん剤治療、入院。今はまだ頭の中がまとまらず、言葉になりません…というのが正直な気持ちです。夢でも見ていたのか?でも、それは全て現実だからね」と心境をつづった。
治療の辛さについても明かし、「もう正直、途中では1クール目で終わりでもいいかなぁって、辛くて思ってしまったり、自分を逆に追い込んでしまったりと、心が揺らいだ、複雑な夜も何度もありました」と告白。
それでも、「周りの方々の励ましのおかげで、ご迷惑をおかけしながら、でも何とか乗り越えられて、私は無事に退院できました」と報告し、母に迎えられて帰宅したことを伝えた。
また、現在の副作用について「筋肉痛と関節痛がある」と明かし、「吐き気止めは点滴と飲み薬でどうにかしてでも止めていただきました」と治療の様子を振り返った。
さらに「日本の医療は進歩しているから、1クール目ごとに何か成長の物語がいつもついて回りそうな、そんな予感がしています」と前向きな言葉をつづった。
最後に「無事退院。何よりも母の嬉しそうな顔が見られたことが、ほっこりとした瞬間です」と母の存在に感謝を述べ、「感覚は人それぞれだと思いますが、まずはまだ信じられない気持ちでいっぱいです」と心境を語った。
希良梨は1998年にドラマ「GTO」に出演し、一躍脚光を浴びた。
しかし、2000年に子宮頸がんを患い活動を休止。
その後台湾で結婚し、2009年に男児を出産。
2015年に芸能活動を再開したが、メキシコで生活していた。
昨年9月にがんの再発を公表し、12月に手術を受けたが、今年に入り骨盤リンパ節への転移が判明。
ステージ3と診断され、2月25日から入院し、翌26日から抗がん剤治療を開始していた。