日本には、宗教的・歴史的な理由だけでなく、都市伝説や怪談が絡む「ちょっと怖い禁足地」も数多く存在します。中には、立ち入りを禁止されている場所や、入ったら戻れないと言われる不気味なスポットも…。今回は、そんな「怖い禁足地」として語られる場所をご紹介します。
絶対に行ってはいけない禁足地
【副島病院(福岡県)】
禁足理由:廃病院 × 心霊スポット
昭和時代にあった病院跡で、1990年代に廃墟となった。霊の目撃談やポルターガイスト現象が多発し、地元では「絶対に近づくな」と言われる場所で、かつての手術室には「霊が映る鏡」があったとも…。
都市伝説:
心霊スポットとして有名になり、廃墟探検者が増えた結果、事故が相次いだそうです。ある探索者が内部で錯乱状態になり、行方不明になったという噂も。
現在:
完全に立入禁止。近づくと警察に通報されるため注意。
【旧犬鳴峠(福岡県)】
禁足理由:呪われた村 × 事件の現場
福岡県の有名な心霊スポットで、「犬鳴村伝説」の舞台。「この先、日本国憲法適用外」の看板があるという都市伝説があります。実際に1990年代に痛ましい事件が発生し、今も地元の人々が近づかない場所。
都市伝説:
犬鳴村は「地図に載らない村」で、村人がよそ者を襲うという噂。トンネルに入ると「カーナビが狂う」「エンジンが止まる」、深夜に行くと「黒い影」が追いかけてくるなどの都市伝説もあります。
現在:
旧犬鳴トンネル付近は封鎖されており、許可なく入ると違法。
【青木ヶ原樹海(山梨県)】
禁足理由:迷いの森 × 心霊スポット
富士山のふもとに広がる広大な森で、磁場の影響でコンパスが狂うと言われています。自殺の名所として知られ、森の奥には「帰ってこられない」エリアがあるそうです。
都市伝説:
樹海の奥には「時間が止まる場所」がある。道を間違えると「異世界」に迷い込む。夜になると「誰もいないはずなのに足音が聞こえる」。
現在:
樹海の一部には監視カメラが設置されており、無断立入は危険。
【八幡の藪知らず(千葉県)】
禁足理由:呪われた土地 × 迷いの森
千葉県市川市にある、わずか数メートル四方の小さな森で、江戸時代から「絶対に入ってはいけない場所」とされ、今も立入禁止になっています。
都市伝説:
入ると「出られなくなる」「別の世界に繋がっている」。かつて幕府の役人が入ったが、戻ってこなかったという記録がある。あるYouTuberが侵入したが、映像が乱れ、データが消えたという噂も。
現在:
現在も立入禁止。神聖な場所として守られている。
【関東某所の「地下基地」】
禁足理由:政府の極秘施設 × 都市伝説
関東のどこかに存在するとされる、未公開の地下施設で、戦時中の軍事施設が秘密裏に転用され、今も政府の極秘施設として利用されているという説があります。
都市伝説:
地下には「未確認の施設」があり、不審者が近づくと謎の車に追跡される。「某山の地下には、今も軍が使用している秘密基地がある」。ある探検家が地下に入ったが、戻ってこなかったという噂。
現在:
真偽不明だが、実際に未公開の地下施設は多く存在すると言われている。
【恐山(青森県)】
禁足理由:霊場 × 死者の国との境界
「三途の川」が流れ、死者と交信できるとされる日本屈指の霊場で、「イタコ」が死者の声を伝える儀式を行う場所だそうです。
都市伝説:
「恐山の奥には、決して入ってはいけない場所がある」。石を持ち帰ると「呪われる」と言われている。ある登山者が奥地に進んだ後、数日後に異様な状態で発見された。
現在:
観光地だが、奥の山には立ち入り禁止区域が存在する。
まとめ
日本には、立入禁止の場所の中でも「単なる禁足地」ではなく、不気味な伝説が絡む怖い場所が存在します。特に、犬鳴峠や青木ヶ原樹海は都市伝説と現実の事件が混じり合い、より恐ろしい雰囲気を持つスポットとなっています。
もし興味があっても、こういった場所にはむやみに近づかないようにしましょう…