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令和ロマンくるまの公式X(@kuruma_takahira)より引用
吉本興業に所属するタレントがオンラインカジノで賭博を行っていた疑いについて、警視庁保安課が10人弱の所属タレントから任意で事情を聴いていることが、捜査関係者への取材で判明した。
事情聴取を受けた中には、「M-1グランプリ」優勝者2人も含まれているという。
捜査関係者によると、オンラインカジノのサイトで賭博をした疑いがあるのはいずれも男性タレント。
その中には、「M-1グランプリ」優勝経験のあるお笑いコンビ「とろサーモン」久保田かずのぶさん(45)と、「令和ロマン」高比良くるまさん(30)も含まれていることが分かった。
久保田さんは関与を否定しているが、高比良さんを含め他のタレントは大筋で関与を認め、「(違法にはならない)グレーだと思っていた」などと説明しているという。
この問題は、第三者から吉本興業への情報提供によって発覚。
タレント間の口コミを通じてオンラインカジノ賭博が広がっていたとみられ、中には数百万円を賭けていたタレントもいるという。
警視庁は2月以降、関与した疑いのあるタレントを順次聴取し、賭博の時期や頻度を調査。立件の可否を慎重に検討している。
吉本興業は毎日新聞の取材に対し、「現在、事実関係を調査している」とコメント。
同社は今月5日、一部タレントについてコンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、活動を自粛することになったと発表していた。