歌手でタレントの和田アキ子さんが、1月12日に生放送されたTBS系『アッコにおまかせ!』で、俳優の吉沢亮さんに関する騒動についてコメントしました。
番組内では、アサヒビールの『スーパードライ DRY CRYSTAL』のCM契約が吉沢さんとの間で中途解約されたことが取り上げられました。
この契約解除の原因として、吉沢さんが酒に酔った状態で隣室の部屋に誤って入ってしまうトラブルが挙げられています。
所属事務所アミューズは1月6日、公式サイトで「隣室の方に多大なご迷惑をおかけし、本人および当社から謝罪を行いました」と発表しています。
これに対し、和田さんは自身の過去のCM経験を振り返りながら、「私がCMをやらせていただいていた時は、絶対に新聞に載るようなことはしちゃいけないと思っていました」と語り、企業イメージを担う広告塔としての自覚を強調しました。
さらに、「飲むなら家で、飲んだらタクシーにも乗らないし、言葉も発しないといった形で徹底して注意していました」と述べ、CM出演者としての責任感の大切さを訴えました。
和田さんは吉沢さんの行動について「コマーシャルが来るってことは、皆さんに認知される責任を背負うということ。同じ芸能人として残念に思う」と胸中を吐露しました。
一方で、彼女の言葉には、業界内外を問わず多くの人々に影響を与える芸能人の責任を再認識させるメッセージが込められていました。
今回の騒動を受け、ネット上では「吉沢さんに再び信頼を取り戻してほしい」「ファンとして応援を続けたい」という声も少なくありません。
和田さんの発言も、吉沢さんを含む芸能人全体へのエールとして捉えることができそうです。