元参院議員でYouTuberのガーシー氏(本名・東谷義和、52)が、28日までに更新されたYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」に出演し、株式会社KADOKAWA代表取締役社長の川上量生氏(56)に直接謝罪する模様が公開されました。
ガーシー氏は2022年、川上氏に対する脅迫行為で刑事告訴されるなど、複数の罪で起訴され、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けました。
この日、黒いスーツ姿で現れたガーシー氏は、「このような機会を設けていただき、感謝すると同時に、謝罪をしたいという気持ちで来させていただきました。川上さんを含め、ご家族に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、凄く反省しています。本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げました。
川上氏はガーシー氏の謝罪を受け入れ、「もういいですよ」と笑顔を見せながら握手。
受け入れた理由については、「東谷さんがそんなに悪い人には思えなかった」と述べました。
さらに、「仕事柄、世間で悪人と言われている人たちと会う機会が多い。本当の悪人もいるが、そうではないのに悪く言われている人もいる。自分は実際に会って感じた印象で判断する。LINEでやり取りしたときも、東谷さんの物腰の柔らかさや、友達のために行動している様子が伝わってきた」と語り、ガーシー氏への信頼感を示しました。
また、川上氏は「判決が出たら、それで終わりだと思っている。刑罰が下った後にそれ以上の制裁を加えるべきではない」と強調。
「おそらく、検察も裁判官も東谷さんがそこまで悪い人ではないと感じたのではないか。それを受け入れるべきだと思った」と、自身の考えを明かしました。
ガーシー氏の謝罪をめぐる今回のやり取りは、過去の行為を反省し、当事者間で和解する重要な一歩となりました。