小学生の息子が塾に通い始めた頃、最初は「将来のため」と張り切って送り迎えしていました。
しかし、仕事や家事で手一杯の中、塾の送り迎えは予想以上に負担に。
平日の夕方、車で30分かけて塾まで送るだけでなく、1時間半後にはまた迎えに行かなければならない…。
毎日この繰り返しで、心身ともに疲れ果てていました。
同じように送り迎えをしているママ友たちと顔を合わせるたび、「みんな、どうやって乗り切っているの?」と心の中で叫びたくなる日々でした。
ひらめいた『通学シェア』という解決策
ある日、ふと気づいたのです。
毎回塾の前には同じ顔ぶれのママ友たちが待機していることに。
送り迎えの負担を減らすため、『通学シェア』ができないかと考えました。
通学シェアとは、複数の家庭で送り迎えを交代し、負担を分担する方法です。
「これなら週に何回かは自分が楽になるかも…!」そう考え、意を決してママ友たちに提案してみることにしました。
ママ友との交渉成功へのステップ
私が『通学シェア』を提案する際に気をつけたポイントは以下の通りです。
- グループ作りの提案
塾の待合スペースで顔見知りのママ友数人に「毎日の送り迎え、大変じゃない?」と軽く話しかけ、共感を得ました。「もし良ければ、送り迎えを交代でやってみない?」と切り出したところ、「それいいね!」と前向きな反応が。 - ルールを明確にする
トラブルを防ぐため、送り迎えのルールをきちんと決めました。- 曜日ごとの担当を固定(例:月曜は私、火曜はAさん)
- 送迎時間の厳守
- 子どもの安全確認(シートベルトの着用など)
- LINEグループで連絡体制を構築
連絡漏れを防ぐため、専用のLINEグループを作成。「送りました!」「迎え完了!」といった報告を必ず行うようにしました。
『通学シェア』で生活が激変!
こうして始まった『通学シェア』は、想像以上にスムーズに進みました。
週に2回の担当で済むため、私自身の負担は大幅に減少。
そのおかげで、夕方に少し余裕ができ、晩ご飯の支度や自分のリラックスタイムも確保できるようになりました。
一緒にシェアしているママ友たちも「お互い様だから気が楽だよね」「たまに子ども同士で話すのも楽しそう」と好評でした。
負担を分け合い、信頼関係も深まる
『通学シェア』は単なる効率化ではなく、ママ友との信頼関係を築くきっかけにもなりました。
「何かあったらお互い助け合おう」という気持ちが生まれ、以前より気軽に相談できる関係になったのです。
もし塾の送り迎えに苦しんでいるなら、思い切ってママ友に『通学シェア』を提案してみてください。
負担が軽くなるだけでなく、心も軽くなる素敵な方法ですよ!