「106億円を熔かした男」として知られる元大王製紙会長の井川意高氏が、ホストクラブの「色恋営業」禁止を盛り込んだ風営法改正案について自身のXで意見を述べた。
井川氏は、女性客が恋愛感情に付け込まれる形で高額な飲食料金を請求される営業手法が問題視されていることを報じたNHKの記事を引用。
「おい!じゃあ キャバクラはどうなんだよ」と疑問を投げかけたうえで、「内心の自由と密接に絡むから憲法違反の疑いがある」と法案の問題点を指摘した。
この投稿には、以下のような反響が寄せられている。
「運用面での課題が多そう」
「基準がグレーになりそう」
「男から女への行為だけが禁止?公平性に疑問」
「枕営業は対象になるのか?」
井川氏は、名門創業家出身で東大法学部を卒業後、大王製紙の社長および会長を歴任。
しかし、会長時代の2010~2011年にカジノでの使用目的で子会社7社から総額106億8000万円を借り入れたことが発覚し、会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕。
2012年に懲役4年の実刑判決を受け、2016年まで服役した。
出所後、著書「熔ける 大王製紙会長 井川意高の懺悔録」を執筆し、ベストセラーとなった。
現在はYouTubeチャンネルを運営するほか、Xを通じて自身の意見を発信している。また、最近では自身のカジノでの「全盛期」の収支を再計算し、「総額約2兆円負けた」と報告して話題となった。
おい!
— 井川 意高 サブアカ改め本アカ (@IkawaMototaka) December 19, 2024
じゃあ
キャバクラは
どうなんだよ
それを
おいておいても
内心の自由と
密接に絡むから
憲法違反の
疑いがある https://t.co/k71qI1Llk5