デヴィ夫人が13日、自身のインスタグラムを更新。和歌山県の資産家で“紀州のドン・ファン”と呼ばれた野崎幸助さんの殺害容疑で元妻が無罪となった裁判について、疑念を交えた意見を述べた。
デヴィ夫人は投稿で、「和歌山地裁の無罪判決に驚嘆しました」とした上で、野崎さんが薬物に強い嫌悪感を抱いていたことを指摘。
「彼は薬などを使う人を心から軽蔑していた。その彼が妻に覚醒剤を買って来いと頼むはずがない。ビールもほんの一口、二口しか飲まない人でした」と、野崎さんとの親交を語った。
また、家政婦の証言を挙げて、この点を補足した。
さらに、元妻が「別の詐欺罪で実刑が確定しており釈放されない」と述べる一方で、薬物密売人との接触や致死量を超える覚醒剤の注文、インターネットで「老人、完全犯罪」「覚醒剤の過剰摂取」といった検索履歴があることを問題視。
「愛犬の葬儀を盛大にしようとしていた野崎さんが、自ら過剰摂取した事故死と片付けられるのは腑に落ちません」と強調した。
さらに、「野崎氏が『覚醒剤やってるで』と他人に電話したという証言は非常に疑わしい」と述べ、録音の有無や信憑性についても疑問を呈した。
「彼女が猟奇的な事件を検索するのを好む人であるという事実は、野崎氏を知る私としては信用できない」と締めくくり、今回の判決に対して改めて違和感を示した。
デヴィ夫人の鋭い指摘と感情のこもった投稿に、多くの反響が寄せられている。