そこで、心配になるのが花粉症と花粉による肌荒れ。「うちの子は花粉症じゃないから」と安心してはいられません。
実は花粉症じゃない人でも花粉による肌荒れが起きることがあることがわかったのです。
そうと知れば、子どもも大人も、誰もが花粉肌荒れ予防はしっかりと行っておきたいところです。そこで今回は、花粉から子どもを守る花粉対策グッズを5つご紹介します。
花粉症でなくとも花粉肌荒れリスクはある!
花粉症と花粉による肌荒れの関係について、皮膚科医の日比野佐和子先生によると、花粉症の有無に関わらず花粉肌荒れ対策はするべきだといいます。「花粉症は、主に鼻孔粘膜や目の粘膜に花粉が付着することで起こりますが、最新の研究で、花粉が肌に付着すると、花粉症でない人でも肌あれを起こす可能性があることがわかりました。従って、花粉症の人でなくても『花粉肌あれ』予防策を講じることが大切なのです。」(日比野先生)
花粉症でない人でも肌荒れを起こす可能性があることは、資生堂が研究により発見しました。多くの花粉症の原因にもなっているスギ花粉のタンパク「Cryj1(クリジェイワン)」という目や鼻のアレルギー症状を引き起こす物質が肌に付着すると、通常は活動していない肌の中の『トロンビン』という酵素を活性化させてしまうことで、表皮細胞は興奮状態になり、肌荒れの原因になることがわかりました。そしてそれは、花粉症でない人にも起こり得るというのです。
つまり誰であっても、花粉による肌荒れリスクはあるということ。それは大人も子どもも同じです。そうと知れば、ママ自身はもちろんのこと、子どもの肌への影響も心配になりますよね。
花粉から子どもを守る花粉対策グッズ5選
そこで今回は、花粉から子どもを守る花粉対策グッズを5つご紹介。大人も使えるので、子どもと一緒に対策を行いましょう。
1.資生堂「dプログラム アレルバリア エッセンス N」
花粉肌荒れに悩む人たちの間では定番コスメといえるdプログラム アレルバリアシリーズが今年、パワーアップしました。「アレルバリアテクノロジーNEO」が搭載され、花粉、ちり、ほこり、PM2.5など、空気中の微粒子汚れから肌を強力に守ってくれます。
さらに角層深くまでうるおいで満たす機能もある上に、「SPF50+・PA+++」で紫外線からもパワフルに守ってくれます。
実はこれ、生後28日以降の乳幼児の肌にも使えるんです!
ママ自身はもちろんのこと、我が子の肌を守るのにもぜひ活用してみてください。
2.ファンケル「ベビーサンガード」
赤ちゃん用の日焼け止め。うるおいを与えながら、紫外線から肌を守る無添加のなめらかなクリームタイプです。そして注目なのが、紫外線だけでなく、ほこりや花粉などからも肌を守ってくれること。
この季節は乾燥も気になることから、乳幼児用の化粧品に使用実績のある保湿成分が使われているのは頼もしいものです。
お出かけの際や、おうちでの窓開け換気の際には、花粉や紫外線が容赦なく襲い掛かってきます。これを活用して、赤ちゃんの肌を守りましょう。
3.JINS 「JINSポケモンモデル KIDS花粉対策MODEL」
最近は花粉メガネもよく花粉対策として使われるようになりました。そんな中、キッズ用も出ているのをご存知ですか? JINSのポケモンのキャラが可愛い「JINSポケモンモデル」からは、花粉や飛沫から目を守るキッズ用メガネが登場しています。3種あり、目を守る透明のフード部分にピカチュウとモンスターボールの姿が! きっと子どもはよろこんでメガネをかけてくれるはず。
4.「ANYe」の肌荒れに特化した保湿・抗菌マスク
コロナ感染対策としてマスクが欠かせないいま、花粉の侵入を防ぐものは必携といえそう。
ANYe(エニー)は「ファッションを楽しむマスク」がコンセプトのマスクで、豊富なカラーバリエーションが魅力。キッズサイズも用意されているのも特徴です。
そんなANYeのマスクに、乾燥から肌を守り肌にうるおいが保たれるマスクが登場。UVカットのほか花粉の侵入を防ぐ機能もついているので、花粉対策にもなるんです。安心の日本製。子どもが好きな色を選ばせてあげるのも良さそうですよ。
5.「ブルーエア 空気清浄機」
おうち時間が長引く今、子どもが長時間過ごすの空気はいつもきれいにしておきたいものです。そこでこの空気清浄機がおすすめ。スウェーデンの空気清浄機専業メーカー「ブルーエア」の空気清浄機は、コンパクトでシンプルなデザインながら、パワフルな清浄力が魅力!
花粉やカビ、ダニの死骸、PM2.5など細かな微粒子を99%以上除去し、13畳の広いリビングの空気を約30分でスピーディに清浄にしてくれます。
リビングや子ども部屋に置いて、つねにきれいな空気を心掛けましょう。
花粉による肌荒れは、大人はもちろん、子どもにとってもリスクがあります。今回ご紹介した花粉対策グッズを駆使して、花粉症はもちろん、花粉肌荒れを早期から対策しておきましょう!