美しさは体全体が健康であってこそ叶うもの。腸内環境から遺伝子まで、まずは自分の状態を、きちんと知ることが大切です。「外見上の美しさは、体全体が健康な状態であってこそ成り立ちます」と医師の松宮詩依先生。形成外科医としてリハビリ医療に従事した経験から、傷の回復具合や、見た目の年齢印象には、筋肉や臓器まで含めた“体全体の状態”が深く関係しているという。「代謝や消化能力など、体の機能には個人差があるため、各種の検査を通じて“自身の体の傾向を知る”ことは、とても大切です。特に体は食べたものからできていますから、栄養検査をすると、肌や体の不調の要因を知る手がかりになることでしょう」