ここ数年「少子化」が問題視されています。女性1人あたりが一生の間に出産する平均子供数は1.32人と、昔に比べ大幅に少なくなっています。
しかし少子化社会である現代でも、たくさんの子供に囲まれ賑やかに日々を送っているママも。そんな子沢山ママに共通点はあるのでしょうか?
■子沢山なママの特徴①子供が好き
やはり、子沢山なママは「とにかく子供が好き!」という人が多い傾向があります。
たとえどんなに出産自体が辛く大変だったとしても、「たくさんの子供に囲まれて暮らしたい!」という気持ちが強ければ、出産を諦めないママもいます。結果、子沢山になったケースは多いです。
そして、子供を産み育てる中で「かわいい!」と思う気持ちが大きいことも特徴としてあげられます。子供を産み育てるのはとても大変なこと。子供が好きな気持ちが強いからこそ、育児が大変でも乗り越えられ、自然とまた子供が欲しくなるのです。
また子供の性別にこだわりがあるママも、子沢山になることがあります。たとえば既に産んだ子供たちが、どちらかの性別ばかりだった場合、「次こそは男の子(女の子)が欲しい。」ともう一度妊娠・出産を試みるのです。そして、産まれた子供が、また同じ性別だったのなら、「もう一人……」と再度出産。気付けば子沢山になっている、というパターンです。
その他の特徴として、夫婦仲がよいことや、パパも子供好きであることがあげられます。子供が多ければにぎやかで楽しいことも多い反面、家事など毎日しなければならないことが増えます。
一緒に生活していれば、夫婦喧嘩をすることもあるでしょう。しかし、家の中をまわすために、必然的にパパの協力は必要不可欠。子供の多い家庭では、いつまでも夫婦喧嘩を引きずりギクシャクしているわけにはいきません。
上の子が下の子の面倒をみたり、子供たちも一緒に家事を手伝ったり……家族全員で支え合って暮らす子沢山の家庭は、とてもたくましくエネルギーに満ちています。
■子沢山なママの特徴②結婚が早い
子供を産める年齢は限られていますから、結婚やはじめの出産が早いママが多いです。
中には10代で結婚・出産し、若くして親になったケースも多数あります。
ここ近年は医学の進歩や、結婚後も働くことを希望する女性が増えたことなどにより、出産年齢は年々上がってきています。
出産する年齢は個人差があるので、一概に「この年齢までしか産めない。」とはいえませんが、やはり年齢によって妊娠する確率に差が出るのは事実です。一般的な妊娠適齢期は20~34歳くらいといわれており、35歳を過ぎると出産へのリスクが高くなることも分かっています。
もちろん希望する子供の数や、それぞれの家庭のライフスタイルによって考え方は異なりますが、子供がたくさん欲しいというのであれば、20歳前後の早めの妊娠・出産が理想的なのではないでしょうか。
■子沢山なママの特徴③心身共にタフである
テレビの大家族の特集などの印象から、「子沢山なママは、何となくパワフルで豪快」というイメージをもっている人も多いでしょう。
実際に子供が多ければその分、悩みや苦労も尽きません。予想外のできごともたくさんあります。
そんな大家族を引っ張っていくママは「大変だけど、どうにかなる!」という大らかさと、前向きでたくましい精神力をもっている人が多いです。
また、気持ちの面だけでなく身体が丈夫であることも、子沢山ママの特徴といえます。基盤となるのは、やはり「健康」。どんなに子供がたくさん欲しいと思っても、ママ自身が元気でなければ出産はできません。
また産んだあとも、たくさんの子供たちの相手や家事など毎日フル回転。パワーがなければこなすのは困難でしょう。
そして食費や光熱費、学費など……子供が多い分、金銭的な負担も大きいです。しかし健康であれば、ママも育児をしながら働くことができ、経済的な不安を軽減させられます。
■子沢山なママの特徴をまとめると......
家族が多ければ多い分、にぎやかで楽しいことがいっぱいな反面、もちろん大変なことも多いです。経済的な面や学校行事への頻繁な参加など、親が負担しなければならないこともたくさんあります。
また夫婦で家事の役割を分担したり、子供にも手伝ってもらったりなど、上手く家庭をまわす工夫も必要です。
そういったことを考えたり、さまざまな苦労を乗り越えるために必要なのが、「子供好き」や「心身共にタフであること」など、本記事でご紹介した特徴に繋がるのではないでしょうか。
そして子沢山の家族に限らず、子供にエネルギーをもらうことはたくさんあります。親ではなく兄弟との関わりの中で学ぶことも多いです。
子沢山ママの前向きな姿勢は、他のママにとってもお手本になるのではないでしょうか。笑顔で溢れた温かい家庭を築いていきたいですね。