毎回ユニークな展示で楽しませてくれる六本木ヒルズ森美術館。現在公開中の話題の3つの展示に行ってきました。どれも親子で楽しめる感性を刺激する展示ばかり。早速レポートします!
六本木からはじまる宇宙の旅?
「人は宇宙をどう見てきたか?」「宇宙という字空間」「宇宙人はいるのか?」「宇宙旅行人間の未来」というワクワクするような4つのセクションからなる展示「宇宙と芸術展」。日本最古の物語とされる竹取物語からでレオナルド・ダ・ヴィンチの天文学、さらに最新の技術を駆使したチームラボの空間展示までと、まさに古来から未来までを宇宙とアートで表現した壮大な展示でした。
大人はもちろんのこと、大迫力のロケットの展示や3Dメガネを使って見る作品や宇宙遊泳をイメージしたチームラボのインスタレーションと、子どもも楽しめる盛りだくさんな内容です。これをきっかけに、宇宙や天体に興味が持ってもらえたら嬉しいですね!
「宇宙と芸術展」
期間:開催中~2017年1月9日まで
入館料:一般1600円、学生(大学・高校生)1100円、子ども(4歳~中学生)600円
http://www.mori.art.museum/jp/index.html
憧れのねこバスに乗れちゃいます!
子どもから大人までを魅了してやまないジブリによる展示、「ジブリの大博覧会」。ナウシカから最新作レッドタートルまでの貴重な原画はもちろん、となりのトトロの制作段階の構想メモや社内イベントのポスターまで。まるでスタジオジブリの一員になったような気分を味わえるもの。
大人は空飛ぶラピュタの飛行船のオブジェに大興奮、子どもたちのお目当ては、そう、トトロのねこバスを再現したコーナー。なんと、実際に中に入れちゃうんです。そのため、混んでいるときは入場までかなり並びますが(私が行ったときは週末で入場70分待ち、ねこバス撮影時間は1分30秒でした……)行く価値あり!娘とふかふかのねこバスに乗ってサツキとメイの気分になってきました。ぜひもう一度ゆっくり(大人だけで)見て回りたいです。
[ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~]
期間:開催中~9月11日まで
入館料:一般1800円、学生(大学・高校生)1200円、子ども(4歳~中学生)600円
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/ghibli-expo/
ルーヴルが認めた漫画の世界に親子でトリップ!
フランスが誇る、世界最高峰の美術の殿堂、ルーヴル美術館が認めた「9番目の芸術」が漫画だったってご存知でしたか? そんな21世紀にフランスで「第9の芸術」と呼ばれる漫画でルーヴルを表現したその名も「ルーヴルNo.9」。
荒木飛呂彦や松本大洋、坂本眞一、ヤマザキマリ……といった総勢16名もの錚々たる漫画家さんたちが描く“それぞれのルーブルの物語”がとても面白いんです。自分がまるで漫画の世界に入り込んだような錯覚を味わえる、壁いっぱいに展示された大きなイラストやユニークなオブジェは、子どもたちもワクワクすること間違いなし。大人はお目当ての漫画家さんが描くルーヴルの過程をじっくりうっとりと眺めることができます。漫画を芸術と呼ぶフランスの感性、とても素敵ですよね。
「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」
期間:開催中~9月25日
入館料:一般1800円、学生(大学・高校生)1200円、子ども(4歳~中学生)600円
http://manga-9art.com/
夏休みに親子でぜひ訪れたい場所のひとつです!
ちなみに、六本木ヒルズ入口にはドラえもんたちがずらりと勢ぞろいしていますよ!
こちらも子連れの写真撮影スポットとして大人気です。
森美術館(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F)
※詳細はHPでご確認ください。