こんにちは、フードライター&エディター浅野陽子です。1歳になった娘は活発に動くようになって、順調に増えていた体重が初めて減りました。噂に聞くセオリー通りだとは思うのですが、小児科の先生からは「たんぱく質を積極的に摂ってください」とアドバイスが。
そう言えば離乳食作りも頑張ってはいるものの、野菜が多いなと気づきました。
そんな中、スーパーの肉売場で手に取ったのが鶏レバーです。栄養満点だし、赤ちゃんの頃から食べていれば苦手意識もつかないし一挙両得!今日は離乳食用のレバーペーストと、大人のレバニラ炒めを同時に作ります。レバニラって難しそうですが、実はすごく簡単!しかもおいしいし、おつまみにもおかずにもなって便利なメニューなんですよ。
「大人のレバニラ炒め(+離乳食用レバーペースト)」
<材料 2人分+レバーペースト>
・鶏レバー 250g
※大人用は150g、レバーペースト用に100g使うので分けておきます。
・にんにく 1片(薄切り)
・しょうが 1片(すりおろす)
・にら 1束(ざく切り)
・豆もやし 1パック(洗って水気を切る)
・しょうゆ、みりん、酒、みそ、豆板醤、ごま油、塩、こしょう
レバーを下準備します。半分に切って食べやすくスライスし、薄めの塩水に5分ほど浸けて洗い流し、水を切ります。買ってきてすぐの新鮮なものはこれで十分です(大人・離乳食共通)。離乳食用にだけもし気になるようだったら、「霜降り(熱湯で数秒ゆで、冷水に浸ける)」をしても。
レバニラ用の下味を付けます。ペーパーで水気をふいたレバーに酒・しょうゆ各小さじ1としょうがおろしをまぶし、そのままおきます。
その間、赤ちゃんのレバーペーストを完成させます。水1カップを鍋で軽く沸かし、コトコト煮立つ火加減で色が変わるまで煮ます。好みで、写真のように即席だしパック(かつお節+昆布少々を市販のだしパック袋に入れる)を加えて煮ても。
このような状態に。一度鍋から上げて、ざく切りにします。
ミキサーに入れてしょうゆごく少量を落とし、ペースト状にします。ハンドタイプや大きいサイズなどミキサーは3種類持っていますが、このクイジナートの一番小さい「ミニプレッププロセッサー」は、便利で昔から私の「手」のように使い込んでいます。離乳食にも大活躍です!
いつもの定番の保存容器に小分けにして冷凍。使いたいときにレンジで解凍し、普段の離乳食や市販のベビーフードに混ぜてあげてください。うちの子はとても喜びます!
さあ、次は大人のレバニラです。すぐできます。最初に酒・みりん・みそ(各小さじ2)、豆板醤少々をまぜて合わせ調味料を作っておきます。フライパンにごま油大さじ1と1/2を熱してにんにくを入れ、香りが出たらレバーを入れて表面を焼きます。
レバーが白く変わったらもやしを入れて軽く炒め、すぐふたをして1分待ちます。
ニラを入れてさっと炒め、合わせ調味料を全体にまぜてできあがり。
これ本当に簡単でおいしいです!パンチのある味わい。レバーの食感もプリプリです。ビールを添えたら、お疲れのご主人もきっと大喜びですよ。
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