
小柳ルミ子の公式Instagram(@rumiko_koyanagi)より引用
小柳ルミ子、デビュー当初の心情を告白
歌手の小柳ルミ子(72)は、19日に放送されたTBSラジオ「テリー伊藤 昭和モーレツ天国」に出演し、デビュー曲「わたしの城下町」について自身の心情を明かした。
彼女は、宝塚音楽学校を首席で卒業後、2カ月で退団し、歌手を目指すことにした。
71年、作曲家の平尾昌晃氏に見いだされ、シングル「わたしの城下町」で歌手デビューを果たした。
だが、この曲が160万枚を売り上げ、大ヒットとなり日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得したものの、小柳は当時の心情を「正直に言いますね。今だから話。こんな日本的な歌を、私が歌うの?という感じでした」と振り返り、複雑な気持ちを抱えていたことを語った。
小柳は「3歳の時からバレエやジャズダンスをやっていて、どちらかというと洋物志向だったんですよ。本当の私はこんなんじゃないのになというのがありました」と続け、当時の自分のスタイルを振り返った。
その後、4枚目のシングル「瀬戸の花嫁」も大ヒットを記録し、歌謡界のスターとなる。日本歌謡大賞では大賞、日本レコード大賞では歌唱賞を受賞し、人生が180度変わったと語った。
忙しい日々に「1年間に6日か7日しか休みがないの。毎日、掛け持ちで歌番組に出演していました。当時は生放送の歌番組が各局であったので、よくやりましたよねえ」と、当時の過酷なスケジュールについて振り返った。