
わんわんの公式YouTubeチャンネル(@wanwan1kosub)より引用
古川容疑者、配信中の発言が波紋
無許可でパチンコのプレイ動画をネット配信し、著作権法違反の疑いで逮捕されたユーチューバーの古川若菜容疑者(29)が注目を集めています。
古川容疑者が配信に使用していたのは、海外のオンラインカジノの画面であったことがわかっており、警察は報酬を得るための宣伝目的だった可能性があるとみて捜査を進めています。
事件が発覚したきっかけは2023年に投稿された、古川容疑者のYouTube動画でした。
この動画には、国内のパチンコメーカー2社の映像が無許可で使用されており、メーカー関係者が警察に相談したことで、逮捕に至りました。
「わんわん」というアカウント名でYouTubeに登場していた古川容疑者は、動画編集を担当していた成田拓真容疑者、川原崎祐希容疑者と共謀し、2024年4月までに約670本もの動画を投稿していました。これらの動画の中には、海外オンラインカジノとみられるサイトでプレイする様子も含まれていたということです。
実況中の動画では、古川容疑者が「ナイス!1発目プラス!今月調子いいから資金増やしていきます!」とテンション高く語る様子や、「500円ベットで5000ドル(約73万円)出したことある。5500ドル(約80万円)が最高ですね」と高額の勝利金を自慢する発言もありました。
さらに、「カジノ行ったことないです。コロナが始まった頃からオンカジにハマって…」と、オンラインカジノにのめり込んでいった経緯についても語っていました。「1カ月で700万円負けたことない、私」と視聴者とのやり取りをする様子も映っていました。
警察は、今回問題となった無断使用のパチンコ動画が、実際には海外オンラインカジノの画面を利用していたことから、古川容疑者らがオンラインカジノ側からの依頼で宣伝を行っていた可能性もあるとみて調べを進めています。