
堀ちえみの公式Instagram(@horichiemiofficial)より引用
堀ちえみ、仮病扱いされた心ない言葉に警察相談
俳優の森田健作さん(75)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「青春の勲章は挫けない心 増刊号」(4月12日放送・午後7時)に、作詞家で音楽評論家の湯川れい子さん(89)と歌手でタレントの堀ちえみさん(58)が出演します。
堀さんは2019年にステージ4の舌がんと診断され、現在も闘病と芸能活動を両立させています。
しかし、ここ数年SNSで誹謗中傷に悩まされ、今年2月には誹謗中傷を行っていた容疑者が偽計業務妨害の疑いで警視庁に逮捕されたことを明かしました。
堀さんは「私の病気が『ウソ八百』とか『仮病』だとか、怖いくらいにコメントが送られてくるんです。そんなことを言われたのは初めてで、涙が出てきました」と語り、当時の苦悩を吐露しました。
中傷コメントは1人の人物から1万6000回以上も送信されていたとのこと。
堀さんはすべてを証拠として保存し、警察に相談した結果、犯人は逮捕に至りました。
容疑者は47歳の女性で「堀のファン」だと話していたそうですが、動機については黙秘を貫いているといいます。
堀さんは「そうした書き込みに共感する人がいたことが一番ショックでした」と語り、番組アシスタントの西村知美さんも「そもそも、そんな悪意ある発言に共感する人がいること自体、信じられない」と心境を語りました。
森田さんは「政治家だったので批判されるのは仕方ないが、SNSで匿名のまま人を攻撃するのは責任もなく、ただ感情をぶつけているだけ」と述べ、自身の経験を交えてコメントしました。
また、湯川れい子さんも「顔が見えないこともあるでしょうけど、そういう人は体や心の中に毒素がたまっているのでしょうね」と語り、SNS社会の負の側面に警鐘を鳴らしました。
現在もリハビリと闘病を続けながら活動を続ける堀さん。
その言葉には、同じような被害に苦しむ人たちへの大きな力とメッセージが込められています。