
カズレーザーの公式Instagram(@kazlaser)より引用
カズレーザー、石破首相の金銭配布問題に疑問
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、16日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」に生出演し、新人議員への商品券配布問題で揺れる石破茂首相について私見を述べた。
番組では、石破首相が今月に首相公邸で行った懇談会で、新人議員15人に1人10万円、総額150万円の商品券を配布したとされる問題を詳報。
石破首相は「ポケットマネーからの支出で違法性はない」としつつ、「法的にどうかと、感情的に納得できるかは別問題」と理解を求めた。
この件に対し、弁護士の橋下徹氏はXで「これはもう時代遅れ。アウト。永田町の金の使い方」と批判。さらに元内閣官房参与の岸博幸氏も「政治資金規正法上、政治活動に関する寄付はダメ」と指摘し、「法的にもアウトだと思う」との見解を示した。
一方、カズレーザーは橋下氏の「領収書のいらない莫大な金」という表現に引っかかるとし、「ポケットマネーなら関係ないっちゃ関係ない。だったら今後もどんどん払っていただきたい」と発言。
「奮発した方がいいんじゃないんですか。党内の支持は得た方がいいので」と、違法でない限り問題視しないという立場を示した。
また、岸氏が「石破氏の行為は寄付にあたる可能性がある」と指摘すると、カズレーザーは「場所を選んで少額なら抜け道になるということですか?」と疑問を呈した。
岸氏は「普通の店で数千円〜1万円程度のお土産なら問題にならないかもしれない」と説明し、カズレーザーは納得しきれない様子だった。