
倉田真由美の公式X(@kuratamagohan)より引用
倉田真由美、亡き夫・叶井俊太郎さんの晩年を語る
漫画家の倉田真由美(53)が6日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8:30)に生出演し、昨年亡くなった夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎さん(享年56)の晩年について語った。
倉田さんは2023年10月、叶井さんが膵臓がんを患っていることを公表。
闘病生活を支え続けたが、叶井さんは2023年2月に死去した。今年2月に一周忌を迎えた倉田さんは、闘病生活の記録をまとめた著書「抗がん剤を使わなかった夫~すい臓がんと歩んだ最期の日記」を出版。
その執筆の理由について、「同じような選択をした人の本がなく、情報を必要とする人に届けたかった」と明かした。
亡くなる前日まで元気だった叶井さん
叶井さんは亡くなる直前まで寝たきりになることはなく、元気な姿を見せていたという。
「森永卓郎さんもそうでしたけど、夫も亡くなる直前まで元気だったの。寝たきりになった期間というのがなくて。亡くなる前日にも自分でシャワー浴びて、髪の毛を洗って、ひげをそって。散歩も行ったりしたしね」と語った。
長く苦しい闘病生活の末に最期を迎えたが、「がんは残酷な病気ではあるけれど、お別れの時間を持てる病気でもある」と、その側面についても考えさせられたという。
愛娘を託した叶井さんの言葉
叶井さんは最期のとき、倉田さんに愛娘を託すような言葉を残していた。
「普通は残された娘のことが心残りになるものじゃないですか?でも、まったくそういうことはなくて。ただ『あとはお前さん、何とか頼むよ』って」と、夫らしい言葉だったと振り返った。
遺産額はまさかの20万円
また、叶井さんが残した遺産についても赤裸々に告白。
「遺産も20万くらい最後、口座に残っていたけど、その月に十数万の引き落とし、買い物をしていて」と明かし、さらに「住民税の方が高いじゃないか!」とツッコミを入れ、「きれいに残さなかったですね」と笑いながら話した。
倉田さんの明るくも率直な語り口に、リスナーからは「叶井さんらしいエピソード」「家族との時間を大切にしていたのが伝わる」といった反応が寄せられている。