女優で作家の中江有里さん(51)が27日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演し、中居正広氏の女性トラブルに関するフジテレビの会見について率直な意見を述べました。
中江さんは、2023年6月に起きた問題が港浩一社長に報告されるまで2カ月もかかったことに触れ、「伝え方に問題があったのでは」と指摘しました。
また、「本当に深刻で女性を守る気持ちがあったのなら、もっと早く動けたはず。その辺に信頼感が持てない」と厳しくコメントしました。
番組の司会を務めたMBSの清水麻椰アナウンサーも「女性のことを考えるのであれば、より適切な行動があったはず」と中江さんの意見に同調。
さらに中江さんは、「テレビは社会の窓のような存在。視聴者はそこから情報を得て考えるのに、フジテレビの番組で女性が苦しめられたことがわかるだけで、見る側にストレスを与える」と、テレビ局としての役割と信頼性に疑問を呈しました。
今回の会見を受け、フジテレビの今後に課される課題は大きく、視聴者や関係者からも多くの注目が集まっています。