お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介さん(34)が20日、カンテレの情報番組『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。
27日から大阪市で路上喫煙が全面禁止されることを受け、禁煙派の元プロテニス選手・沢松奈生子さんらと激しい議論を繰り広げました。
喫煙者を代表する立場で登場した伊藤さんは、番組のCM中から沢松さんと意見を交わし、MCの青木源太アナウンサーに「久しぶりに女に手出しそうになりました」と笑い交じりに語る場面も。
青木アナから「ダメですよ」と制止される一幕がありました。
東京の喫煙事情について聞かれると、伊藤さんは「喫煙所がほとんどなくて、サラリーマンの方が猫しか入れないような路地裏でタバコを吸っているのを見ると涙が出そうになる」と切実なエピソードを披露。
また、「会社の中でも吸えない人が、お昼休みに飯を食べに行ってようやくタバコを吸おうと思っても喫煙所が遠い。
『飯を食うかタバコを吸うか』を選ばなきゃいけない状況になっている」と、現状の不満を訴えました。
一方で、沢松さんは「煙も匂いも嫌。歩くことでちょうど運動になる」と主張。
これに伊藤さんは「そんなの運動のうちに入らないだろう!」と反論し、議論は白熱。
さらに、新幹線の喫煙ルーム廃止については、「喫煙禁止が発表されたとき、メッセンジャーの黒田さんから『署名集めるぞ』って連絡が来た」と裏話を披露。
「吸っている人を悪としすぎるなら、いっそのことタバコ自体をなくせばいいのに」と極論を語りつつ、「たばこ税があるからなくさないんでしょう」と冷静な見解も示しました。
欧米の禁煙事情に話が及ぶと、伊藤さんは「日本は“サル真似大国”って言われるんですよ。隣の国がどうこうじゃなくて、自分たちの気持ちで決めるべき」と持論を展開。
一方の沢松さんは「世界の中の日本ですから」と返答し、伊藤さんは「何でオレ1人しかいないんだよ! モモコ呼べ!」と孤独を嘆きつつも議論を締めくくりました。
伊藤さんの熱のこもった発言はSNS上でも話題となり、「喫煙者として共感する」という声がある一方、「喫煙規制は必要」との意見も多く寄せられています。