お笑い芸人のほんこんさん(61)が、20日に自身のYouTubeチャンネル「ほんこんのちょっと待て」でライブ配信を行い、約30年前に出演したバラエティ番組内のコントについて寄せられた批判に対して反論しました。
ほんこんさんが言及したのは、フジテレビ系で放送されていたバラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」で、篠原涼子さんとの共演シーンが炎上している件です。
このコントでは、ほんこんさんが篠原さんに強引にキスを迫るという内容が含まれており、SNS上で「子どもへの悪影響が心配」「不快だ」といった声が上がっていました。
これについてほんこんさんは、「テレビってコントやねん。台本があって、カメラが回る中で演じてる」と説明。
「篠原涼子さんも台本を読んで内容を理解していたし、NGを出す権利は当時からあった」と、あくまでコントとしての演出であることを強調しました。
また、「嫌がっている姿を見せるから面白くなるのであって、相手が楽しそうにしていたら何が面白いねん」と話し、演出の意図を解説。
そのうえで、「30年前のことを今さら批判するなら、訴えるなら訴えたらええ。篠原さんが被害届を出しているのか?」とキッパリと反論しました。
さらに、「『子どもに良くない』という批判をするなら、親が『これはこういうエンタメなんだ』と説明するべき。
親の責任を放棄しているんじゃないか」と指摘。「こういった過剰な批判がエンタメをつまらなくした原因だ」と持論を展開しました。
ほんこんさんの率直な意見は、視聴者の間で賛否を呼んでおり、SNSでは「確かに過剰な批判でエンタメが制限されている気がする」と共感する声がある一方、「当時の感覚と今の感覚は違う」と指摘する意見も見られています。
コントの面白さと社会的責任の間で揺れる議論が、今後も続きそうです。