タレントのマツコ・デラックスさん(52)が、10日放送のテレビ朝日系「マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間SP」に出演し、自身の芸能界デビュー時の秘話が明らかになりました。
番組内でVTRに登場した片岡鶴太郎さんは、群馬県でのロケ中に「マツコさんが初めてテレビに出た時、対談相手が自分だった」と意外なエピソードを告白。
当時のマツコさんについて「しゃべりが本当に面白くて、すごい人が出てきたと思った」と語り、彼女の才能に早くから注目していたと明かしました。
さらに、鶴太郎さんはマツコさんを所属事務所・太田プロに推薦したことも告白。
「すぐにマネジャーに『この人は絶対いけるから、契約した方がいい』と伝えた」と振り返りました。
しかし、当時すでにマツコさんの所属先は決まっており、太田プロとの縁は実現しなかったそうです。
スタジオでは、有吉弘行さんとマツコさんがこの話に驚きの表情を見せ、マツコさんは「もし私も太田プロに入っていたら、一緒に仕事をしていたかもしれない」とつぶやきました。
有吉さんも「知らなかった」と新事実に感心していました。
番組内では、お笑いコンビ「タイムマシーン3号」の関太さんが「それでナジャ・グランディーバさんを太田プロに…」とボケを挟み、スタジオの笑いを誘いました。
この発言には相方の山本浩司さんが「やめろよ!類似じゃねえよ!」とツッコミを入れる一幕も。
太田プロには、片岡鶴太郎さんやダチョウ倶楽部、土田晃之さん、有吉さんなどの人気タレントが多数所属。
もしマツコさんも同事務所に所属していたら、また違ったキャリアが展開されていたかもしれません。
この日の放送は、芸能界における縁の不思議さを感じさせる回となりました。