谷川公子のnote(https://note.com/kokopiano/n/na149eba2380f)より引用
ジャズギタリストの渡辺香津美さんが脳幹出血で倒れてから数か月、妻でピアニストの谷川公子さんが12月18日にnoteで在宅療養に切り替えたことを報告しました。
2月に軽井沢の自宅で倒れた渡辺さんは、医師から「普通は即死」と言われるほどの状態でしたが、奇跡的に意識を回復。10月には軽井沢のアトリエに戻りました。
現在、渡辺さんは「要介護認定5」で、意思伝達は右目の瞬きと左手のわずかな動きのみ。
自力で動くことは難しく、食事も胃瘻による経管栄養に頼っています。
谷川さんは不安や苦労を抱えながらも、「生きていてくれるだけで嬉しい」と感謝の気持ちを吐露。
夫婦としての対等な関係を大切にし、介護を“修行”として前向きに捉えています。
「お互いの自由な心を解き放ちたい」と願う谷川さんの言葉には、愛と尊敬が込められています。
かけがえのないパートナーシップを育みながら、新たな日常に向き合う2人の姿は、多くの人の心に温かな光を灯しています。