毎年9月は「SDGs週間(Global Goals Week)」のある月! 世界各国、各所でイベントが行われています。ここ日本で、自分の周りでも、子どもと一緒におやつやおもちゃを購入して楽しみながらSDGsの目標達成に貢献してみませんか?
そこで今回は、SDGsへの取り組みが背景にあるおやつやおもちゃ、洗剤をご紹介します。
今さら聞けないSDGs
最近、よく耳にする「SDGs」。今さら聞けないその内容、おさらいしておきましょう。
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。
日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
SDGsは「17のゴールと169のターゲット」で構成されており、すべてについて地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
日本国内でも積極的に取り組んでいる人々の姿を見て、「自分も何かできることをしなきゃ!」と感じることもあるかもしれません。
子どもに関係するSDGsのゴール
SDGsには、子どもに関係するゴールがたくさんあります。
不平等、格差をなくすための目標として、1貧困の撲滅、2飢餓の撲滅、3健康、4教育、5ジェンダーの平等、6安全な水と衛生、8人にふさわしい雇用があり、10国内および国家間の不平等の削減も含まれるでしょう。16平和と公正をすべての人にも重要です。
また、子どもたちに持続可能な環境を残すための目標として、13気候変動への対応、14海洋資源の保存、15地球環境の保護、7持続可能なエネルギー、11安全なまち、12責任ある消費・生産があります。
こうして見てみると、ほとんどのゴールに子どもが関係していることがわかります。ママの子育てや日々の行動すべてにSDGsのゴールがあるといっても過言ではないかもしれません。
SDGsを意識してお買い物しよう!おやつ・おもちゃ・洗剤で貢献
ちょうど、9月のSDGs週間を迎えた今、ぜひこの機会にSDGsにもっと貢献しましょう。子どもと一緒に楽しめる3つのアイテムをご紹介します。
1.「明治 ザ・チョコレート」
商品名:明治 ザ・チョコレート(写真はペルーカカオ70)
参考小売価格:各197円(税込)
明治はチョコレートの主原料であるカカオの産地の国や地域の課題に向き合い、持続可能なカカオ豆生産の実現を支援する活動「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」をベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国を含め、現在9か国で行っています。それぞれの地域が異なる実情を抱えているため、すべて同じ支援をするのではなく、各地域に合わせて最適なサポートを行うことが、高品質なカカオ豆の生産に繋がっているそう。たとえば、ドミニカ共和国では学校支援、発酵技術の指導、ペルーでは発酵箱の寄贈や農機具バンクの設立、メキシコ合衆国では希少な「ホワイトカカオ」種の保存と育成に関わる農園支援というように。
それらのカカオ豆を利用した「明治 ザ・チョコレート」は、カカオ豆の産地ごとに異なる香りを味わう「香味」を楽しめます。今年の2021年9月21日に、カカオ豆の産地ごとに異なる香りや味わいをより楽しく表現した新パッケージにリニューアル。ぱっと見て想像しやすいようにと、香りや味の特長がパッケージの表面に記載されています。
例えば、ベネズエラ産カカオのナッティな香りは「アーモンドのような香ばしさと重厚感」、ブラジル産カカオのフルーティな香りは「シトラスのような爽やかな香りと果実感」など。子どもと一緒に食べて、「アーモンドのような香ばしさを感じる?」なんて子供とお話するのも良さそう。
同時に、6つの味を1箱で楽しめるアソートセット「明治 ザ・チョコレートトライアル6」も数量限定で発売されているので、親子で食べ比べて、どの味が好きか言い合うのも楽しそうです。
商品名:明治 ザ・チョコレートトライアル6
参考小売価格:197円(税込)
チョコレートの美味しさと楽しさを届けてくれるカカオ豆。その産地の生産が持続するよう、ぜひ積極的に食べて協力しましょう。
2.「フィッシャープライス ゆらりんタワー(エコ)」
商品名:フィッシャープライス ゆらりんタワー(エコ)
メーカー希望小売価格:1,210円(税込)
対象年齢:6ヶ月から
フィッシャープライス ゆらりんタワー(エコ)は、ゆらりんタワーという人気の、大きさと色の異なる5つのリングをゆれるタワーに順番に積み重ねていく知育トイ。それが、地球環境にやさしい「エコ」仕様になってリニューアルしました。90%、サトウキビなど植物由来の再生可能な素材を使用しているのだそう。
ゆらりんタワーは、問題解決能力、想像力、思考力を育むといわれているので、遊びながら子どもが賢くなってくれるのは嬉しいもの。
さらに再生可能な素材を使っていることを小さい頃から教えてあげれば、子どもも大人になるにつれて、SDGsへの意識が高まるかもしれません。
3.ヤシノミ洗剤プレミアムパワー
商品名:「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」
価格:オープン価格
おなじみのヤシノミ洗剤も、SDGsを目指しているので有名ですよね。
1971年の誕生から、今年で50周年を迎える食器用洗剤「ヤシノミ洗剤」。コンセプトとして「手肌と地球にやさしい」を掲げ、排水が環境負荷にならず、人間の手肌にもやさしいヤシの実由来の植物性洗浄成分を使用しています。
また、ヤシノミシリーズの売上の1%は、マレーシア・ボルネオ島の環境保全に使われているといいます。
そんなヤシノミシリーズに、2021年9月2日から新しい商品が登場! 「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」はヤシノミ史上最高の洗浄力と手肌へのやさしさを両立した食器用洗剤で、泡立ちや泡持ちに優れ、汚れだけを集中的に洗浄する独自の処方となっています。
また本体ボトルの一部に再生樹脂、そして詰替用の袋の一部に植物樹脂を使用した環境配慮型容器の点もサステナブルです。
大切な家族の食器類を洗うときに使えばSDGsへ貢献でき、ママの手にも優しくて、家族みんながハッピーになれそうです。
SDGs週間をきっかけに、SDGsへの意識を高め、地球環境への貢献を!
身近なところから食べて、遊んで、使って、子どもと一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
【参考】
メイジ・カカオ・サポート
外務省「SDGsとは?」
日本ユニセフ協会「子どもにとってのSDGs - SDGs 持続可能な開発目標」
画像出典:Shutterstock(Brian A Smith)