外出自粛が求められ、在宅時間が増えたことで気になるのが日光不足……。
そんな中多少は外に出て身体を動かすべきなのか、その際どの程度なら外に出ても良いのかなどと頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか?
本記事では日光不足が心配される今、3密を避けて外出をしたほうが良いのかどうかという疑問について考えます。
■日光不足がもたらす影響とは
日光不足になると私たちの身体にどのような影響があるのでしょうか?
日の光を浴びず薄暗い部屋に閉じこもり切りになると、ビタミンDの低下による筋力の衰えや生活のリズムの乱れ、抑うつ状態を引き起こす可能性があります。
また、免疫力の低下にも繋がりウィルスに感染するリスクが高くなることも……。
無理のない方法で、適度に日光を浴びることは私たちの健康のためにとても重要なのです。
■日光不足を防ぐため、外出は必要?
もちろん日光不足を防ぐために、外に出て日の光を浴びることは大切。
とはいえ、緊急事態宣言が発表されている現状。
日光不足が気になるからと積極的に出歩くことは、感染リスクを高めるためおすすめできません。
しかし、いわゆる「3密」……密閉空間や密閉場所、密接場面を避けるなど感染を拡げない工夫をし、適度に日の光を浴びることは可能です。
■日光不足を防ぐために出来る工夫①自宅の日当たりの良い場所で身体を動かす
今の時期、個人的に散歩やジョギングだけ……といっても外に出ることに抵抗がある人は少なくありません。そこで、家の中で日の光を浴びるのも1つの方法。
ベランダや窓際など、日当たりの良い場所で身体を動かすだけでも効果的。
ただ浴びるだけでなく、同時に軽い運動をすれば気になる筋力の衰えも防げます。
例えば、ラジオ体操やヨガ、スクワットなど家の中でも出来る運動は意外とたくさんあります。無理なく取り組めるものを選んで、ぜひ習慣的に行いましょう。
■日光不足を防ぐために出来る工夫②朝カーテンを開けて光を浴びる
日光浴のタイミングとして理想的なのが朝。浴びることで体内時計がリセットされます。
出典:unico公式サイト
起きたら、とりあえずカーテンを開けて窓の近くで朝日を浴びてみてはいかがでしょうか?
長引く休校や在宅ワークなどによって乱れがちな生活リズムが整い、1日元気に過ごせますよ。
■日光不足を防ぐために出来る工夫③ビタミンDを意識して摂取する
ビタミンDは人間が生きていく上で大切な栄養素の1つ。カルシウムの吸収を促したり、骨の成長を助けるなどといった役割があります。
出典:FANCL公式サイト
日光にはこのビタミンDをつくる作用があります。そのため日光不足になれば、同時にビタミンD不足になる恐れも……。
それによって、怒りやすくなったりうつ状態に陥ってしまうことも考えられます。
そこで、食べ物からビタミンDを摂取することも1つの方法。主に魚やきのこ類に多く含まれています。
ぜひ積極的に食事に取り入れて、補いましょう。難しい人はサプリメントで取り入れてもいいですね。
■日光不足を防ぐために出来る工夫④外で個人的な運動を行う
自粛の対象外といわれている、個人での散歩やジョギングといった運動。
もちろんすれ違う人との距離を十分にとったり、帰宅後手洗いうがいをするなどといったことは重要です。
それらを踏まえた上で、家の近くを少し歩くだけでも日光不足・ストレス解消に繋がりますよ。
■可能な範囲で日光不足を防ぐ工夫をし、健康的な毎日を……
外出自粛により在宅時間が長くなった影響でどうしても日光不足に陥りがち。
そこで、今の生活の中で出来ることを考えてみてはいかがでしょうか?
本記事を参考に上手に日の光を浴び免疫力を高め、心身共に健康的な毎日を過ごしましょう。