新型コロナウィルスの感染拡大により、小中学校が臨時休校になったり幼稚園や保育園なども自治体によっては休園に……。
突然の事態に子供の預け先に頭を抱えているママは多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、少しでもストレスのない生活のために子供の預け先をどうすればいいのか、といった問題の解決法を探ります。
■休校・休園中に子供を預かって、と頼まれたら
預け先がなくて困っているのはどのママも同じ。あなたが「子供を預かって欲しい」と思うのと同様に、「預かって!」と頼まれる可能性もあります。
そういったときは、どう対応するのが良いのでしょうか?
この場合、お互いのためにも断るのがベター。
そもそも休校の目的は感染拡大の防止です。とはいえ、困っている相手を目の前にするとなかなか断りずらいですよね。
ポイントは「あなたのことを考えているからこそ預かれない。」という相手を思いやる気持ちを伝えること。
例えば、「私自身も体調が悪く、万が一のことがあったら困るので……。」と説明したり、近所の学童など具体的に預かってもらえるところを教えてあげたりすれば、断られた方も気を悪くせずに済みます。
■子供の預け先①学童クラブを利用する
仕事が休めないなどどうしても子供を家で見られない場合、学童クラブなどの利用を検討するママは多いのではないでしょうか?
まずは、住んでいる地域の区役所や市役所に問い合わせて状況を確認しましょう。
自治体によって差はありますが、開所を継続するところは多数あります。その中で指導員が小まめなアルコール消毒をしたり、他の子供との距離を保つようにする、などといったさまざまな努力や工夫が行われています。
こういった対応がなされていることを知った上で、親自身も可能なら在宅勤務に切り替えたり、熱があるなど子供の体調が悪い場合は必ず休ませるなどといった配慮が大切です。
また、帰宅後は手洗い・うがいを徹底しましょう。
■子供の預け先②どちらかの親にお願いする
家庭によって預けるのが難しい場合もありますが、夫婦どちらかの実家が近い場合に頼みやすいのはやはり「親」。
時間などある程度融通が利くのも助かります。
遠方に住んでいる場合でも期間を決めて泊まりに来てもらったり、年齢がある程度大きい場合は子供を実家にしばらく泊まらせて面倒をみてもらったり……といった方法もあります。
ただし、都会に住んでいる子供と田舎に住んでいる高齢者がお互いの家を行き来することで、感染リスクが高まる可能性があることも事実。
また、子供の面倒をみるのはエネルギーがいるもの。「私が孫をどうにかしなくては……。」という強い責任感などから祖父母が疲れてしまうケースもあるので、相手の状況や体調をしっかり見定めることが大切です。
親に頼む場合は、そういったことも踏まえた上でよく話し合ってから預けるようにしましょう。
■子供の預け先③ベビーシッターに頼む
ベビーシッターでも小学生まで利用できる場合もあります。
学童などに比べると割高になったり探す手間はありますが、他の子供と接触することがないのがポイント。また、何かあったときのためにも利用しやすいところを探しておくと安心です。
また、会社によってはこの期間の割引を行っているところもあります。
住んでいる地域によってさまざまな特色をもつ事業があるので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
■子供の預け先④ファミリーサポートを使う
「ファミリーサポート(ファミサポ)」は地域の子育て支援の一つ。
子供の面倒をみてもらう必要があるとき、予め登録し研修を受けている地域の会員が有償で預かってくれるサービスです。
住んでいるところによって異なりますが料金は大体1時間600円~1000円程で、対象年齢は生後3ヶ月~10歳程度であることが多いです。
ベビーシッターに頼むよりも割安で利用できるのが魅力的。
ただし子供を預ける側も事前に会員登録や、お互いの顔合わせが必要だったりなどと自治体によって内容に差があるので、詳細は問い合わせて確認してくださいね。
■子供の預け先⑤臨時開校している学校
地域によっては、開校している学校もあります。
自治体により内容は異なりますが授業がない代わりに自習になったり、希望者には給食を提供してくれるというありがたいところも……。
その場合、濃厚接触にはならないような形での開放ということなので、近くに利用できる学校があるママはぜひ活用してみては?
こちらも他のサービスと同様、住んでいる地域の状況を一度調べてみてくださいね。
■預け先の候補は意外にある!あなたに合った方法を探してみては
「預け先がない!」と絶望しなくても、意外に候補はあるもの。途方に暮れる前に、まずは住んでいる自治体に問い合わせて相談してみましょう。
ひとまず預け先を確保出来れば、ママのストレスも軽減されます。使えるものは積極的に活用し、上手くこの長期の休みを乗り切りましょうね!