皆さんは「ママ友のいじめ」聞いたことがありますか?「大人がイジメ?それ本当かなぁ」「ありはするだろうけど、滅多にないんじゃない?」実は、そんなことはないんです。様々なママさんから話を聞いてきました。あまり聞かないと思うのは、噂になりにくいからです。特に、自分がいじめにあっている場合は本当に信頼できる口の固い人にしか言わないですよね。本当はママ友の間で、小さなイジメから深刻なイジメまで様々な問題があるのです。今回は本当にあった陰湿ないじめの事例とその解決法をみていきましょう。
■本当にあったママ友のいじめ事例1:受かったはずの幼稚園に入れない
これは私の知り合いの話。現在の幼稚園では、都内私立幼稚園の倍率が上がったことにより、お受験が激化しています。幼児教室に通って、しっかり対策をして臨んだお受験。念願の合格を勝ち取りました!しかし、入園の書類を提出しにいくと、先生方の様子がおかしい・・・。先生「先程お電話いただきませんでしたか?入園はご辞退されると伺っておりますが・・・」なんとお受験に落ちたママ友が、辞退の電話をしていました。信じられないような本当の話。その後無事に入園はできましたが、ママ友の恐ろしさを体感しました。この幼稚園では二度とこのようなことが起こらないように、折り返しの電話で対応しているそう。
■本当にあったママ友のいじめ事例2:子どもにまで影響が
子どもが仲良くしているお友達グループ、そのママ友グループに私は馴染めずにいました。子どもたちが海水浴に行きたいと言うので、親の付き添いが必要ということになり、家族ぐるみで出かけることになりました。ママ友のLINEグループでは、水着は持参せずに砂浜で子どもを見ながらお話しましょうね、ということになっていました。ところが現地についたら、みんな水着を持ってきていたのです。
- 「なんか泳ぎたくなっちゃって〜」
- 「え!偶然!わたしも!」
あまりにも偶然すぎておかしいなと思いました。きっと裏で話を合わせていたのかな・・・考えすぎでしょうか。しかし、数人といっても2,3人ではありません。子どもにも事前にママたちは海に入らないと話していたので、少し驚いていました。結局レンタル水着でことなきを得ましたが、あれはイジメだとと確信しています。
■本当にあったママ友のいじめ事例3:誘ってもらえない
子どもの習い事で一緒のママ友。最初はみんなでランチをしたりしていましたが、少しずつ頻度が落ちて、みんな忙しいんだなと思っていました。しかし習い事のときに「このまえ一緒に行ったお店が〜」「このあいだ言ってたアレが〜」など私の知らない話題で盛り上がることがあり、最初は自分が忘れているかなと思っていたのですが、あまりに頻繁で露骨になってきて、自分だけ誘われていないと気づきました。LINEだけの繋がりだと、裏のグループなどがある場合もあります。それに気付かないでいると、このようなことが起こりがちです。所詮、子ども関係の薄い繋がりだし・・・と思いつつも、あのときは結構つらかった。子どもの習い事や学校関係は、子どもが成長するにつれて親が関わることも減ります。ですので、今辛い思いをされているママさんも安心してください。ずっとは続きませんから!
■本当にあったママ友のいじめ事例4:嘘の噂を流される
ママ友グループのリーダー的存在っていますよね。そのママに気に入られているうちは良いのですが、ちょっとしたことが気に障ってしまったようで、陰口を言われるようになりました。そのちょっとしたことというのは、少し良いブランドの財布を旦那にもらった・・・だけのこと。中には陰口を聞こえるように言ってくるママもいるのですぐに分かりました。それに、普段仲良くしてくれていたママたちの雰囲気でわかります。表面上は仲良くしてくれますが、一線置かれるようになってしまいました。あとから聞いて驚いたのですが、なんと私が不倫しているという全くの嘘の噂話をされていたそうです!本当に腹が立ちますが、こういった嘘を垂れ流すママとは関わらないのが1番だと学習しました。知り合いから聞いた話も合わせると、嘘の噂を流されるパターンには以下のような種類があるようです。
- 〇〇さんの悪口を言っていた系
- 子どもを裏でいじめている系
- 子どもの教育方針系
- 旦那の職業が実は〇〇系
■本当にあったママ友のいじめ事例5:タワーマンションには要注意
いわゆるタワマンの高層階に住んでるママって、何階に住んでいるとかステータス的な部分を大事にするタイプが多いです。下の階に住んでいる人を見下している発言は多く、ホームパーティーには何階以上のママしか呼ばないとか。他にも
- 「下の階層の人間には関わらないように」
- 「うちの方が高く家賃払っているんだから、優遇されるのは当然でしょ」
という話が耳に入ってきたことがあります。もちろん、タワマン高層の全員がそうというわけではありません。タワーマンションに引越しを検討されている方は、そこらへんの事情を考えてから購入されるのが良いかもしれませんね。どのくらいファミリー層が引越してくるのか不動産に尋ねてみるのも良いでしょう。そういうママに出会ってしまった場合には、ママ会への参加は程々にしてあまり仲良くしすぎないのが良いと思います。
■ママ友イジメの対策はどうすれば良い?
まずはイジメをする人には関わらない、相手にしないことが1番です。子どもの「学校のクラス」という狭い世界ではないわけですから。とはいえ、様々な場面で落とし穴があるのも事実。うっかり「厄介なママ友と関わってしまった・・・」なんてこともあり得ます。そのようなことにならないために、以下を気をつけるとトラブルを避けることができます。
- 目立つような服装・アクセをしない
- イベントに誘われる前に移動する
- SNSのアカウントを教えない
- 家族の情報を無闇に与えない
- 気遣いすぎず、堂々とする
このようなスタンスでいると、ママ友に「なにあの人、いやな人」と思われず、ターゲットにされにくいです。
- 「ママ友にいじめられて辛い・・・」
- 「ママ友関係にうんざり・・・」
と既にママ友の被害に遭っている方は以下を試してみてください。
- いじめをするママ友という生き物は、自分よりも弱い者をターゲットにします。つまり、コミュニティの中で立場が弱いママに強気に来るのです。解決法は1つ。それはコミュニティ自体を抜けること。ママ友のイベントに顔を出さず、最低限の仕事だけして帰ることです。そうすることによって、相手が影響してくる範囲から抜け出すことができます。
そもそも、ママ友って選ぶことができるんです。作らないこともできるんです。自分の子どもが仲良くしてる子のママと仲良くなくたって良いんです。必要なときだけ表面上のお付き合いをするだけでも大丈夫。しかし、精神的に厳しくなってきたときは精神科の診療をおすすめします。あなたを助けてくれる人は必ずいます。