気付けばついつい手に取ってしまう、無難なベーシックカラー。何にでも合わせやすく失敗が少ないのが魅力ですが、そればかりだとコーデがマンネリになりがち。
せっかくならトレンドカラーを味方に付けて、もっと春のお洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか？
本記事では、2020年春服のトレンドカラーやおすすめのコーデをご紹介します。
■2020春服のトレンドカラー①クラシックブルー
「クラシックブルー」は鮮やかすぎない落ち着いた藍色。
色がもつ意味合いに世相への願いを表現する「カラー オブ ザ イヤー2020」にも選ばれ、まさに今年を代表するカラーの一つです。
出典：ZOZOTOWN
とはいえ「どう着こなせばいいのか分からない。」という人は、まずはデニムの代わりにボトムスに取り入れてみては？
画像のコーデはトップスはモノトーンでシンプルにまとめつつも、パンツの絶妙なブルーが今年らしい洗練された雰囲気を演出。
大人の女性に似合うとろみのある素材と、太すぎず細すぎないシルエットでカジュアルもキレイめにも対応可能です。
また、ホワイトのカットソーとのレイヤードもトレンド感たっぷり。
手持ちのカットソーやスウェットも、綺麗なブルーがアクセントになりスタイリッシュに仕上がりますよ。
■2020春服のトレンドカラー②グリーン
さまざまなショップで見かけるグリーン系のカラーは、昨年に引き続きこの春も流行。一見コーデが難しそうですが、淡いミントグリーンからカーキまで種類も豊富。
グリーンカラー初心者さんが取り入れるなら「ピスタチオグリーン」がおすすめです。
ピスタチオグリーンは、その名の通りナッツの「ピスタチオ」の実のような色。はっきりした緑でも深いカーキでもない、少し黄色味のあるやわらかさが特徴です。
出典：WEAR
こちらは、淡いピスタチオグリーンのスカートが主役のコーデ。全体をアースカラーでまとめることで優しい雰囲気に仕上がっています。
ひらりと風に揺れる裾が春にぴったり。ローカットのスニーカーを合わせくるぶしをちら見せすることで、ロング丈のボトムスでも重たくなりません。
ショルダーバッグや靴をホワイトで統一することで、さらに軽やかさをプラスしています。
■2020春服のトレンドカラー③ヒューマンレッド
日本流行色協会である「JAFCA（ジャフカ）」が選んだ今年のカラートレンドでもある「ヒューマンレッド」。
躍動感と情熱を感じる鮮やかな赤は、身に付けるだけで元気が出ます。
出典：ZOZOTOWN
「主張が強い色なので、なかなか挑戦する勇気がない……。」という人は、ボトムスに取り入れてみてはいかがでしょうか？
他のアイテムをベーシックカラーで統一すると、初心者さんも着こなしやすいですよ。
画像はレッドのスカートを主役に、シンプルなホワイトのカットソーを合わせすっきりまとめています。また、ブラックのバレエシューズが大人ガーリーな雰囲気。ボトムスがマキシ丈なので、可愛くなりすぎません。
ボーダートップスと合わせて、マリンテイストにまとめてもお洒落に着こなせますよ。
■2020春服のトレンドカラー④シャーベットカラー
シャーベットのような淡く、フルーティーなカラーもこの春のトレンド。
思わずキュンとする綺麗なパステルカラーは、着こなしの主役にうってつけ。
出典：ZOZOTOWN
画像は、桜のような甘いピンクのティアードブラウスがメインのコーデ。ほんのりくすんだ色味なので、大人の女性にもぴったりです。
動くたびになびく、ボリュームたっぷりのシルエットがこなれ感抜群。適度な透け感がフェミニンな雰囲気を醸し出しています。
トップスがふんわりしているので、細身のパンツを合わせてすっきりまとめるのもよし。また、あえてワイドシルエットのボトムスでリラクシーに仕上げてもいいですね。
■2020春服のトレンドカラー⑤ラベンダーパープル
昨年から人気のパープル。この春選ぶなら優しいラベンダー色がおすすめです。
主張しすぎない淡いカラーはコーデの主役はもちろん、小物で差し色にしても。
出典：ZOZOTOWN
画像は、綺麗なパープルのスウェットが主役のスタイル。ベーシックカラーのアイテムと合わせるだけで、トレンド感をプラスできます。
トップス以外はベージュ系でまとめることで、いつもとひと味違ったスウェットコーデが完成。
軽やかな印象のフレアスカートや、バレエシューズでさらにフェミニンに。ラベンダー色のやわらかさが引き立ちますね。
■トレンドカラーを取り入れれば、一気に今年らしい雰囲気に
淡くやわらかいパステルカラーから、エネルギッシュなビビットカラーまで……身につけるだけで気分が上がるトレンドカラーが盛りだくさん。
いつものコーデに取り入れるだけで、新鮮で今年らしい雰囲気に大変身できます。
あなたもお気に入りの色を見つけて、思い切り春コーデを楽しんでみてはいかがでしょうか？
