こんにちは、フードライター&エディター浅野陽子です。先日、娘は1歳を迎えました。「うちに来て1年も経ったのか……」ととても感慨深いものの、昨日できなかったことが今日はできるようになり、行動範囲が上に横にと広がって、ますます目が話せません!
そしてこの時期、離乳食作りもさらに力を入れなければならず……全国の1歳児育児中のママ、本当にお疲れさまです(泣)今日は、以前書いた「明日のごはんの素『かぼちゃ編』」に続き、じゃがいも編をご紹介します。じゃがいもに軽く下処理をしておくと、大人の晩ごはんと離乳食両方の材料にすぐ使えるので便利です。
前回のかぼちゃ同様、じゃがいもも先に「蒸し」だけやって冷蔵保存しておくといろいろ活用できます。
じゃがいも(中サイズ)4~5個をよく洗い、皮や芽は取らずに丸ごと湯気の経った蒸し器か圧力鍋に並べます。私はフィスラーの圧力鍋4.5Lを使っています。どちらも持っていない人は、普通の鍋にかぼちゃとかぶるくらいの水を入れて沸かし、ゆでても大丈夫。圧力鍋の場合はふたをして強火で5分加圧、その後自然放置。蒸し器や、鍋でゆでる場合は串が通るまでが目安。これで「じゃがいもの素」完成です。今回は4個蒸したうちの3個を使ってポテトサラダを作ります。
今回使わない1個が「明日のごはんの素」です。常温まで冷まし、ラップで包んでからビニール袋に入れ冷蔵庫で3~4日保存OKです。サラダのほかつぶしてマッシュポテトやコロッケを作ったり、切って油でソテーして肉の付け合せにしたり。レンジでさっと温めてバターやクリームチーズをのせるだけでもおいしいです。
サラダにする残り3個は皮と芽をしっかり取ります。皮がするーっと、シールをはがすように楽にむけるので感動します。写真のペティナイフのような、小さめの包丁があるとさらに早いです。
食べやすい大きさに切り、ボウルに入れます。酢・オリーブオイル各小さじ1と塩・こしょう各少々を先に合わせ、じゃがいもにかけて下味を付けます。
ポテトサラダの具を準備します。きゅうり1本を薄い輪切りにし、塩と水各少々をもみこみます。紫玉ねぎ少々を薄くスライスし、塩・砂糖・水各少々をもみこみます。それぞれ10分ほどおき、ペーパーでしぼって水気を取ると臭みや辛味が抜け、レストランのような上品な味わいになりますよ。紫玉ねぎは辛味がもともと少ないのでサラダにおすすめ。
じゃがいものボウルにマヨネーズ大さじ3とともに加え、よく混ぜて塩・こしょうで味を整えてできあがり。
野菜のみのシンプルなサラダですが、大人にも、小さなお子さんにも受けます。好みで角切りにしたハムや、固ゆで卵をくずして加えても。 今日はじゃがいもを蒸してすぐに作りましたが、とりあえず「蒸し」だけやっておいて冷蔵保存し、後日サラダに仕上げてもおいしく食べられます。
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